『カーネーション』運命を開く (金)
商売も下手くそで、吉田屋の主人にはバカにされ、問屋には信用がなくて掛け売りは出来ないと言われ・・・
商売人として良いとこなしなんですけど、でもずっと見ている限り、着物に対する愛情は人一倍のように感じます。
昨日掛け売りを断られた善作さんは、いつものように借金を頼みに千代さんを実家へ行かせます。
でも結局は断られ、千代さんが言うには「自分で頼みに来い」とのこと。
善作さん、覚悟を決めて松坂の嫁の実家へ 、一人・・・ではなく糸子と一緒に出かけます。
そこで言われたこと
今時呉服屋なんて、一流の店やないと 流行らない。
姫路の繊維工場で人手がいるからそこに行け。
だたし、おまえ一人で!
糸子たちは自分が引き取って面倒を見る。 もうお前には任せられないと。
(ここで単純に喜ぶ貞子さんって・・・、こういうところ、単純にかんざしを喜ぶ千代さんは受け継いでいるわ)
清三郎さん、洋服に商売替えしろと言うのかと思ったけど、善作さんではもう商売は無理と思ったのでしょうね。
親子を切り離そうとするなんて。
まるで別れろと言われたみたいだし、まだ小原にはハルさんもいるんだし。
松坂に糸子たちが行ったら、善作さん、めったに家族に会えなくなりそうです。
善作さん、すっかり元気をなくしてしまいました。
糸子が子供の頃、こっそり上がらせてもらっただんじりを見て、自分も祭りで上がりたかった。けど根性がたらんかったなぁ~と、振り返る様子はとても悲しそう。
もうこの時点で、親子別々に暮らすことを覚悟しちゃったのでしょうか?
善作さん、糸子にも千代さんにも、松坂の家で言われたことをまだ話していません。
皆が祭りの夜店に出かけている間、食事を取った後すぐに布団をかぶってしまいました 。
最初に、今は悲しい気持ちと書きましたが、書きながら思いついたこと。
もしかしたら、糸子がこれを受け入れるわけがない??
ここから舞台が松坂になるとは思えないので、仮にお父ちゃんは働きに行くとしても、糸子が小原の家で頑張ってくれるのでは??と思うと気持ちが上向きになりました。
今日の15分もあっという間で、続きが気になっていけません。