ホームの母とちょっと長電話
職員さんに電話をかけてもらう
このところ、たまに母から電話がかかってくる。母の携帯はソフトバンクの定額かけ放題なのだけど、その携帯電話のボタンが小さくて、今では自分で押せなくなってしまった。一時期、別の携帯に変えたいと言っていたけどそう簡単に変えられるものでもなく、職員の方に何かのついでに押してもらうようにしたら、かかってくる頻度が増えたみたい。お陰で充電も欠かさずできている気がする。前回入院したのが1月の末。その時は腎臓の薬が効かなさそうで、点滴になるかもしれない。透析はお勧めしないので、そのまま点滴で様子を見ながら、余生を楽に過ごせるように…みたいな話までされた。母の腎臓の値はかなり悪く、若い人ならもう少しで透析レベル。
もう長くないのかもとショックを受けたりもしたけど、退院の時には薬でコントロールできるようになっていて、結局元のホームで、今まで通りお世話になっている。
穏やかになったように見える母
電話の向こうの母の声は、暗くはないし、30分以上話し続けている。私はたまに間で聞きたいことを聞く。 母の話は聞き取れないところも多いのだけれど、同じホームの人の話や職員さんの話、夢に出てきた私の父や弟の話、亡くなった友人の話などあれこれ。必ず出てくるのが食べ物の話で、珍しいもの(今回はお蕎麦)が出ると嬉しいみたい。
以前の電話では自分がおしめになったことや動けなくなったことへのいら立ちのためか、職員さんへの不満を怒ったように話す母だったけど、今では色々なことを受け入れられている気がする。話を聞いていると穏やかな風で、電話の最後には「ほんなら、またかけるな」と言うから、私も「元気でおってよ」と電話を切る。
ワクチンが一通り終ると、会えるかな?
母のことを書けばいつもこれで終わっちゃうんだけど、いったいいつになったら面会できるのやら。ワクチンが効いて、早く落ち着いた生活に戻りたいものだと思う。
最近はスーパーとかに出かけても、消毒をしない人が増えてきた気がする。マスクは皆さんつけているけどね。
密を避けるのも大事だけど、今一度物から手に移ることも思い出して、手洗いや消毒をきちんとしたほうがいいのではと思っている。 良かったらポチッとお願いいたします。