ワンコの葬儀のこと 昨日の続きです
ワンコが亡くなった後、少し寝た私達ですが、まだわずかな望みを持ってしまっていました。
息を吹き返して、これ(保冷剤)冷たいんですけどって足をバタバタさせているんじゃないかって…
(ふと思い出したので書きますが、亡くなる前日の夕方、足が麻痺した時以外で泣かなかったワンコが、細い声で2度泣いたんです。
ダイニングに移動したちょっと後でした。何だったんだろう、痛かったのか、何かしたかったのか…思いだすと切ないです。)
朝起きたら、先に起きた旦那さんが暖房をつけるリビングから他の部屋にワンコを移動させてくれていました。
もう事実を受け入れなくてはいけません。
旦那も娘も辛い中、仕事に出かけていきました。私は、ペット葬祭に電話をし、火葬の予約を取りました。
この日の午後、予約が取れ、娘も午後休みを頂けました。
最近のペットの葬儀は、とても丁寧なものになっているのですね。
中には、お坊さんを読んで拝まれる方もおられるそうですが、私達はそこまでは望みませんでした。
タオルにくるまれたままのワンコを、好きだったオモチャやおやつやフードと一緒に綺麗な箱に納棺。
祭壇のある部屋では、暫くわんこと私達だけでお別れの時間がありました。
そして火葬です。二人で点火をして終わるのを待ちました。
その後、娘とお骨上げをして、他のワンちゃん達と一緒の共同墓地に埋葬してもらいました。
ワンコが亡くなる前は、亡くなったらお骨を持って帰って、暫くは家で一緒にいようと話していたのですが、
いざ亡くなってしまうと、それももういいかなって思えました。
人が大好きで、他のワンちゃんがちょっと苦手なワンコでしたので、向こうでお友達ができると良いのだけれど…
でもきちんと最後まで見送れたのは、良かったかなと思います。
その晩、旦那がいつまでもリビングでお酒を飲んでいました。
寝ないの?と聞くと、今は自分とワンコのお別れの時間,だからと…
ワンコには感謝しかないと言っていました。
葬儀に参加できなかったのは、寂しかったことと思います。
ワンコは、娘のために飼い始めました。
当時体調を壊していた娘で、あまり書くと叱られますが、しんどくてお起き上がれないほどのダメージが、
体とメンタル両方に来ていました。笑顔はなくなり、泣いてばかりの日々でした。
でもワンコが来たことで、少しずつ笑顔が見られるようになったのです。
今では立派な一人の社会人になりました。
ワンコには感謝しかないと、私もそう思っています。
我が家に来てくれて、ワンコ自身は楽しかっただろうかと思うことがありますが、動画の元気なワンコを見ていると
ホッとします。
今ふと突然に思ったのですが、ちゃんと名前があるのにワンコワンコって書いちゃって申し訳なかったかな?
3月5日生まれ、あとちょっとで14歳になるはずだったパピヨンの女の子、『そら』という名前です。
これからは、彼女との思い出を大切に、過ごして行こうと思います。