おフランスアニメ『オギーアンドコックローチ』
- 2022/02/23
- 20:15
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私が小学生のころ、私の家では、衛星放送の “スカイパーフェクTV!”(スカパー!) を契約していて、珍しいアニメを見ることができました。
スカパーのアニメチャンネルは3つあって……
- アニマックス:ドラゴンボールなど、少し昔の日本のアニメが多い
- キッズステーション:ポケモンなど日本のアニメが多く、海外のアニメも少しある
- カートゥーンネットワーク:海外アニメが多い
その中のカートゥーンネットワークで、私がよく見ていたのが……
- おくびょうなカーレッジくん (Courage the Cowardly Dog)
- カウアンドチキン (Cow and Chicken)
- エドエッドエディー (Ed, Edd n Eddy)
- デクスターズラボ (Dexter's Laboratory)
- ピンキーアンドブレイン (Pinky and the Brain)
- トゥーストゥピッドドッグス (2 Stupid Dogs)
- オギーアンドコックローチ
この中の『オギーアンドコックローチ』というアニメについて語ります。
『オギーアンドコックローチ』について
オギーアンドコックローチ (Oggy et les Cafards) は、おフランス製のアニメです。
主人公の猫 “オギー” と、3匹のゴキブリ “ジョーイ,マーキー,ディーディー” のお話です。
『トムとジェリー』に近いイメージでしょうか。
私は当時、オギーや虫たちが何の生き物かわかりませんでした。そんな独特のデザインです。(欧米的ながら、アメリカとはまた違う)
『オギーアンドコックローチ』は、フランスのアニメですが、フランス語が出てくることや、日本語の吹き替えが出てくることはほぼありません。
このアニメのすごいのは、会話がないことなのです。(後述)
オープニング
日本のアニメなら聴かないような曲 (?) です。
終始、“ズィ” とか “ザィ” とか言っています。意味不明。
本編
いよいよ『オギーアンドコックローチ』の本編のお話です。
内容は、『トムとジェリー』みたいな感じです。
“”主人公のオギー (猫) が、3匹のゴキブリを追いかけるが……”
これ自体は、子ども向けアニメによくあるストーリーですが、『オギーアンドコックローチ』には会話がありません。
日本のアニメはたくさんありますが、会話のない作品はあまり聞いたことがないです。(ポケモンにないことはないですが、ビミョーの域を脱しません)
で、会話がないため、キャラクターの動きや表情,情景からストーリーを読み取る必要があります。
会話で動きが途切れることなく、スピード感を出しています。
さて、会話に頼らない表現技法は、非常に高度です。
そのぶん、字幕や吹き替えの手間がなく、世界中で通用する作品となります。
会話なし作品はフランス文化?
フランスといえば、『月世界旅行』(Le Voyage dans la Lune) という120年くらい前の無声映画が有名です。
当時は、映像と音を合わせることが技術的に困難で、映画といえば音声がありませんでした。
こういうことから、フランスは会話に頼らない技法に強いのかなと、私は考えています。
ちなみに、『月世界旅行』は、“ポンキッキーズ” や “劇場版ドラえもん” にオマージュされて出てきます。
そういえば、みなさんはゴキブリって昆虫を見たことありますか。
私はまだないです。
フランスに越せば見られるのでしょうか。別に見たくないですが。
閲覧ありがとうございました。
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