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“女性の社会進出” と貧困


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2020-9-13(日)

政権を放った安倍晋三首相に代わって、石破茂氏,岸田文雄氏, (すが) 義偉氏が新しい総理に立候補しています。

この際、三人とも総理大臣になってもらって、それぞれ、南日本の総理,中日本の総理,北日本の総理でいいと思いませんか。
「政治は結果」(安倍首相) なのですから、それぞれの地域を発展させるべく努力すればいいのです。

本題です。

“女性の社会進出” と貧困化について考えます。

はじめに、“女性の社会進出” に限らず、働きたい人がすすんで働くのは良いことですし、性別や年齢による制限もされるべきではないでしょう。

そういう意味で、“女性の社会進出” が、性別によらず働きやすい環境づくりに役立つのであれば素晴らしいと思います。

一方で、“女性の社会進出” の本質が、貧困化にあると思うのは私だけでしょうか。

ここでは、学生や単身の女性ではなく、すでに結婚している女性とします。

私が小学生だった20年あまり前、“父が働き、母が専業主婦” というクラスメイトが圧倒的に多かったです。(“鍵っ子” ってホントに珍しかった)

つまり、父 (夫) の収入だけで、生活,家代,育児がなんとかなっていた時代だったのです。

現在、私の職場には、子どもがいるお母さん,お父さんのアルバイトの人が何人かいます。

お母さんは共働き,お父さんは本業とアルバイトの掛け持ち (彼の妻はアルバイト) ということです。

私の時代とは生活水準も環境も変わっているので一概には言えませんが、生活と子育てのハードルが上がったのかもしれません。

だとすれば、“社会進出” なんて肯定的ではなく、“家庭後退” です。

これは女性だけでなく、高齢者,外国人,障害者にも同じことが言えます。

従来、貯蓄や福祉などで生活できていた人が、生活苦のため駆り出されているのです。

お次は、社会学習と言葉を濁して児童労働が推奨されましょうか。

さて、新しい総理には菅氏が本命視されています。

菅氏は安倍首相の後任であり、失策アベノミクスをもスガノミクスと名を変えて引き継ぐそうです。

生活苦は今しばらく続きそうです。

閲覧ありがとうございました。

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コメント

こんばんは。

これは資本家や経営者目線で見てみるとよく理解できると思います。

労働者は数は多くて低賃金が資本家や経営者の理想です。

それには男だけでは賃金が下がりません。そこで女を労働者とすることが必要なのです。

そこで重要なのは男女平等という理念です。そしてこれを労働賃金にも適用するのがミソです。

労働者の数は倍になるので、平均の賃金は必然的に下がります。しかも、女性が力を持つと賃金の男女の平均化が起こります。まずは低年齢層(新規採用者)の男の賃金が下がって女のそれが上がるわけです。

これが今の日本の状態です。

つまり労働者全体の賃金のパイ(総量)はあまり変わらず、分配比率が変わっただけなのです。

だから、この記事のようなことになるのは当然なのですよね。

まあ、このからくりに気が付く人は少ないと思います。

資本家目線になるというのは常識とは違う観点で物事を観る眼ですから大切なことだと思います。

資本家目線で観ると、産業革命から宗教革命、アメリカの台頭、戦争の意味なんかがよく見えてきますよ。



Re: こんばんは。

ひまわりさま。

こんばんは。コメントをありがとうございます。

経営者目線ですか。

確かに、女性の社会進出のほか,定年の延長や外国人労働者の受け入れなど、経営者が望む (労働者数が増える) ように動いていますね。

これは、“一人ひとりの賃金を下げるため” と、“辞めさせやすくするため” だと私は想像していました。
代わりがたくさんいれば、交換しやすいですからね。

昔と違って、今は、誰でもできることを誰でもいいから雇うに変わってきているとも思います。

ただ、やはり残念なのは、家計の額が増えていないことです。
単純に、共働きなら、夫だけの場合の2倍になっても良さそうですが、そうはなっていません。
その差額はどこに行ったのでしょう。(もちろん、労働時間の差はありますが)

単身と子持ちは貧困化して、子どものいない夫婦のみがある程度の生活という未来も見えます。


アメリカでは、貧困者を傭兵にするビジネスもあるそうですからね。

そろそろ、大多数が雇われて小銭を得るという社会、みなが一定の水準以上の生活を強要される社会を見直す必要がありそうです。

またのコメントをお待ちしています。

記事名:“女性の社会進出” と貧困.
返信日:2020年9月14日.

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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