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こんばんは。
労働者は数は多くて低賃金が資本家や経営者の理想です。
それには男だけでは賃金が下がりません。そこで女を労働者とすることが必要なのです。
そこで重要なのは男女平等という理念です。そしてこれを労働賃金にも適用するのがミソです。
労働者の数は倍になるので、平均の賃金は必然的に下がります。しかも、女性が力を持つと賃金の男女の平均化が起こります。まずは低年齢層(新規採用者)の男の賃金が下がって女のそれが上がるわけです。
これが今の日本の状態です。
つまり労働者全体の賃金のパイ(総量)はあまり変わらず、分配比率が変わっただけなのです。
だから、この記事のようなことになるのは当然なのですよね。
まあ、このからくりに気が付く人は少ないと思います。
資本家目線になるというのは常識とは違う観点で物事を観る眼ですから大切なことだと思います。
資本家目線で観ると、産業革命から宗教革命、アメリカの台頭、戦争の意味なんかがよく見えてきますよ。
Re: こんばんは。
こんばんは。コメントをありがとうございます。
経営者目線ですか。
確かに、女性の社会進出のほか,定年の延長や外国人労働者の受け入れなど、経営者が望む (労働者数が増える) ように動いていますね。
これは、“一人ひとりの賃金を下げるため” と、“辞めさせやすくするため” だと私は想像していました。
代わりがたくさんいれば、交換しやすいですからね。
昔と違って、今は、誰でもできることを誰でもいいから雇うに変わってきているとも思います。
ただ、やはり残念なのは、家計の額が増えていないことです。
単純に、共働きなら、夫だけの場合の2倍になっても良さそうですが、そうはなっていません。
その差額はどこに行ったのでしょう。(もちろん、労働時間の差はありますが)
単身と子持ちは貧困化して、子どものいない夫婦のみがある程度の生活という未来も見えます。
アメリカでは、貧困者を傭兵にするビジネスもあるそうですからね。
そろそろ、大多数が雇われて小銭を得るという社会、みなが一定の水準以上の生活を強要される社会を見直す必要がありそうです。
またのコメントをお待ちしています。
記事名:“女性の社会進出” と貧困.
返信日:2020年9月14日.