提案:10年・20年後を見すえた政策とその開示を
- 2020/02/24
- 19:44
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2020-2-24(月)
つかの間の休日 (ツカキュウ) も今日で終わり、明日からはこの世の地獄、会社が待っています。
本題です。
この記事では、先を考えていない政策の実例を簡単に確認し、さらに、個々人が将来を予見するための政府の情報公開を提案します。
昨今のあらゆる活動が、“今だけ,自分だけ” に思えるのは私だけではないでしょう。
各政府しかり。企業しかり。個人しかり。私しかり。
“10年・20年後の日本,企業,自身が具体的にどうなっているか,どうしているか,どうしていたいかを想像できる (している) 政治家,社長,個人はそう多くない” と私は感じます。
私たち個人は、住んでいる国・地域、務めている会社から大きく影響を受けながら将来を考えます。
つまり、政府や企業が将来像を開示してくれなければ、個人は、将来の想像すらできないのです。
例えば、翌年から、自動車税・軽自動車税や環境性能割 (旧・取得税),重量税,リサイクル料にガソリン税,さらには自賠責保険料が3倍になるとしましょう。
今、あなたが自動車の購入を悩んでいたならどうしますか?
恐らく、“増税のせいで買わない” という選択肢が強調されたと思います。
政府などが将来を早めに示してくれれば、個人の判断もつきやすいのです。
では、特に日本政府の、行き当たりばったりな政策の実例の一部を簡単に確認しましょう。
- 年金
諫早湾 湾の干拓事業- 金融緩和
- 残業時間の上限規制
- 記述式入試の見送り
- 検疫
- (地上版イージス)
どれも、将来を予見しなかったため、思わぬ結果 (考えていたらわかっただろう) となった政策です。
日本政府には、“常に10年・20年後を見すえた政策を” と私は言いたいです。
ただし、いくら将来を見すえていても、それが私たちに開示されないのでは、結果は同じです。
なので、“政策の流れ (予定) の開示” を提案します。
例.
- 国民年金:“16,910円”(2020年度)
- :“未定”(2021年度、+4.5%程度を考慮)
- 消費税:“13% ”(2023年6月提示)
- :“”(2025年強行)[!極秘]
- :“15%”(2027年2月提示)
- :“”(2029年強行)[!極秘]
- “生活保護保険 (仮称) 新設”(2025年度内)
“民主党のマニフェスト” のほとんどが口だけになった前例があり、現政権も先を示すことに及び腰なのは理解できますが、開示しないのはその前例にも及びません。
上の例では、税金と保険料だけですが、ほかにも、法律や予算案,公共事業,規制,政府系企業などをも横断的に開示するのです。
これには、“縦割り行政” の解消は必須です。
このように、先々の予定を示してくれれば、私たちが自分の生活を設計する足がかりになります。
また、私たち一人ひとりが政策を理解し、批評するヒントにもなります。
10年,20年後を見すえた政策の考案と、これの開示を、政府には訴えたいです。
閲覧ありがとうございました。
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