作品としてのテレビCM
- 2018/10/15
- 00:15
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2018-10-15(月)
おはようございます。
CM,コマーシャルというと見ている番組を中断して入るため、一般的には嫌われていますよね。
「その真相は…」や「結果やいかに…」「まさかの正解は…」「栄えある一位は…」などがCMの掛け声になっており一気にシラケます。
おはようございます。
CM,コマーシャルというと見ている番組を中断して入るため、一般的には嫌われていますよね。
「その真相は…」や「結果やいかに…」「まさかの正解は…」「栄えある一位は…」などがCMの掛け声になっており一気にシラケます。
しかし私は、誤クリックを誘発するバナー広告や動画サイトの広告に比べてマシだと思っています。
ページのスクロールやクリックを避ける手間がストレスになるからです。
さて、私は録りためたビデオを見ることが多いのですが、その年代と季節の測定にTVCMが役立ちます。いわば「示準化石」ですね。
例えば「たまごっち」のCMなら1996〜97年,「ポケットモンスター(初代)」なら97〜99年,「星のカービィ64」なら2000年3月ころとわかります。
使われている音楽もとても重要です。
くわえて、携帯電話の料金などの世相を知ることもでき、こちらは「示相化石」と言えましょう。
ただし、CMカット機能により番組本編しか残っていない場合もあり、少し残念にも思います。
当時は120分(3倍で6時間)のVHSが300〜500円もして、仕方なかったようですね。
新聞のテレビ欄に[S]がある番組はCMカットが使えないというルールもありました。
90年代のCMはどれを見ても真新しく,勢いもあるので飽きません。
『ごはんがススムくん』(味の素,1998年から)や『アサリと野菜ソース』(あさりがいっぱいパスタがうまい,はごろもフーズ,1999年?)は学校などで流行(はや)ったのではないでしょうか。
世代がバレますね。
最近、私は2007〜09年にテレビから録音したカセットテープをデジタル化,MP3化しています。
その頃のCMは音楽だけでも季節感があり,オリジナル曲も多く、聴いていて楽しいです。
現在のCMはタレントを起用し,ストーリー性を持たせたもの多いですね。
私は、第一にアニメーションやキャラクター,次に曲や歌を重視しているので、どこか物足りなく感じます。
そして、代わり映えの無さや過剰な“但し書き・注釈”が見る者を飽きさせます。
これは電通・博報堂・ADKの大手代理店3社がTVCMの多くを手がけているためだとか。
広告主がそれぞれの独自性を押し出して作れば、きっと素晴らしい作品も生まれます。
今のような不況では広告費を削減するのもわかりますが。
そんな中でも、個人的にオススメなのが「ハウス食品」と「アース製薬」と「協同組合系(労金・全労済・生協など)」のCMです。
ハウス食品は季節感とオリジナル曲・替え歌そして終盤の「ハウス〇〇」という統一感がいいです。
アース製薬はオリジナル曲・替え歌とキャラクターがグッド。
協同組合系はアニメーションとキャラクターが多くて好きです。地方での制作という面もあるのでしょう。
ところで2005年に放送された、みのもんたさん出演の『CMのCM』というCMでは”一年間に2万本が作られる”と言っていました。
仮にすべて15秒でもつなげると1ヶ月以上の長さです。
テレビがつまらなくなっている昨今、TVCMを副作品として見るのもいいかもしれません。
宣伝につられた無駄遣いには要注意。そもそも売れているものは広告なんてしないはずです。
閲覧ありがとうございました。
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