2011年04月30日

華麗なロイヤルウエディング


華麗なロイヤルウエディング

 ロンドンで29日に結婚式を挙げた王位継承順位2位のウィリアム英王子(28)とキャサリン妃(29)は同日夜、バッキンガム宮殿での晩餐(ばんさん)会に出席。市民らは英各地5千カ所以上で野外パーティーを開催するなど、英国は同日午後以降も華麗なロイヤルウエディングが醸し出した祝祭ムードが続いた。
(産経webnews)
  

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2011年04月26日

荒川邦夫(あらかわくにお)さん

 県漁連会長に就任した
 荒川邦夫(あらかわくにお)さん(沼津市)
 3月に開かれた定例理事会で、第11代県漁業協同組合連合会長に就任した。任期は2013年5月まで。戸田漁協組合長。沼津市在住。69歳。
 ー就任の抱負を。
 「日本は国土の約11倍の漁場を有する海洋国家。その中で本県は遠洋、近海、沿岸と多様な漁が盛んで、国内漁業の中心地といえる。会長として各方面で指導、監督する役割を果たしたい」
 ー今後、漁業界が取り組むべき課題は。
 「現代の環境に合わせ、船舶検査の在り方や耐用年数などを見直すべき。安心で安全な漁船を造りやすくするために、規制緩和が必要。漁船にかかわる法改正を、国に対して訴えていく」
 ー東日本大震災による本県漁業への影響は。
 「県内の漁港などに直接的な被害は出ていない。現地で復興に向けて求められるのは、港と船の早期再建だろう。魚が水揚げされなければ、流通や加工も始まらない。同じ漁業者として静岡からも支援を検討したい」
 ◇
「若者に魅力的な漁業をつくっていきたい」と意気込む。
(静新平成23年4月26日「この人」)
  

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2011年04月24日

大賀典雄氏死去 81歳

 大賀典雄氏死去 81歳
 元ソニー社長、沼津市出身

 元ソニー社長で、クラシックの東京フィルハーモニー交響楽団の会長・理事長も務めた大賀典雄(おおが・のりお)氏が23日、死去した。81歳。沼津市出身。
「静新平成23年4月24日(日)」

ソニー:元社長の大賀典雄氏、死去-81歳、葬儀は近親者のみ
  4月24日(ブルームバーグ):元ソニー社長で音楽家としても著名な大賀典雄(おおが・のりお)氏が23日午前9時14分、多臓器不全で死去した。81歳だった。葬儀は近親者のみで、社葬は後日行う。
  ソニーが23日、ホームページで発表した。大賀氏は東京芸大音楽学部に在学中、創業者の井深大、盛田昭夫両氏に見込まれ、在学中に嘱託契約を結び、1959年に入社。82年社長就任、95年会長。2003年に名誉会長、06年から相談役。
  ソニー製品の品質、機能、デザイン、宣伝の向上に努め、数々の製品を送り出し、「SONY」を世界的なブランドに育てた。小型光ディスクの開発では陣頭指揮を執り、演奏時間をベートーベンの「第9」が収まる75分、直径12センチとすることを主張、現在のCD音楽ソフトの土台を築いた。
  ハードとソフトを「車の両輪」として68年にCBSソニーレコードを設立、78年には年間売上高・利益で業界1位に育てた。
  音楽家としては日本音楽芸術振興会の理事長に就任、若手音楽家の育成、音楽芸術活動の普及に尽力した。01年に勲一等瑞宝章、フランス、ドイツなど世界各国からも勲章を受章した。
  ストリンガー会長兼社長は「これまでの日本企業が成し遂げられなかったハードとソフトの両事業に着目し、成功に導いた類まれな経営者だった。ソニーが世界的なエレクトロニクス&エンタテインメント企業に変貌を遂げたのは、大賀さんの多大な功績」とのコメントを発表した。

大賀典雄ソニー元社長が死去 異色の経営者


配信元:産経新聞
2011/04/23 23:55更新
記事本文 元ソニー社長の大賀典雄(おおが・のりお)氏が23日午前9時14分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。81歳。静岡県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は妻、緑(みどり)さん。後日、社葬を執り行う。
大賀氏は、東京芸術大学卒業後、ソリスト(独唱者)など音楽家として活躍。ドイツ留学後の昭和34年、29歳でソニー創業者の井深大、盛田昭夫両氏から誘われ、同社に入社した。36年にデザイン室長と宣伝部長を兼務し、「SONY」のロゴマーク策定を手掛けるなどブランドの認知で先頭に立ち、ソニーを国際企業として飛躍させることに貢献した。
 39年に取締役、57年に社長に就任。映画会社の米コロンビア・ピクチャーズを買収し、音響・映像機器のハードと、音楽や映像コンテンツ(情報の中身)などのソフトを両輪とした事業を推進した。
 財界では経済団体連合会副会長に就任、電機業界団体トップも務めるなど業界発展にも力を入れた。

 平成15年にソニー取締役を退任したが、カラヤンら音楽家との交流を続け、後年は指揮者として世界の著名楽団と競演するなど精力的に活動。病気療養で滞在した長野県軽井沢町に音楽ホールがなかったことから退職金を寄付し、「軽井沢大賀ホール」が建築された。

 大賀典雄氏
ソニーの飛躍指揮 沼津で「タクト」、交流

「哀惜」 23日死去したソニーの大賀典雄氏は、同社を家電製品を製造する電機メーカーから、ソフトウエアも併せ持つ複合企業へと変身させた。「ハードとソフトは車の両輪」として、社長在任中の13年間に音楽や映画などのソフト事業に参入し、ソニーの飛躍を指揮した。
 大賀氏は、入社直後から商品ごとにばらばらだったデザインや広告を見直し、「SONY」のロゴのデザインも手掛けるなど、当時の日本では先駆的なブランド戦略を推進。洗練された企業イメージの確立に貢献した。さらに、CDをオランダ電機大手フィリップスと共同開発し、レコードに代わる記録媒体の規格統一を陣頭指揮。特にCDの収録時間をめぐって、約75分あるベートーベンの「交響曲第九番」など主要なクラシック楽曲を1枚に収めることを要求し、約60分を主張したフィリップスを押し切ったことは有名だ。
 CD開発の理解者だったオーストリアの名指揮者カラヤンとは公私ともに親密で、カラヤンの最期をみとったことでも知られる。ベルリン国立芸術大学を首席で卒業し、ベルリンフィルなどで指揮者、音楽家としても活躍した。
 出身地の沼津市でもオーケストラの公演を度々開いて自ら指揮を執ったほか、市ゆかりの著名人として地元のPRにも協力するなど、郷里の発展に寄与した。
 沼津市の千本で育った大賀氏は幼いころから声楽家を目指し、沼津市立第二小、旧制沼津中(現県立沼津東高)から音楽の道に進んだ。ソニーの会長時代に理事長に就任した東京フィルハーモニー交響楽団を率い、沼津市内では2002年と04年にタクトを振るったほか、地元の子供たちとも交流を深めた。
 1992年には同市の魅力を広く紹介する「燦々(さんさん)ぬまづ大使」に就任するなど、地域振興にも一役買った。浜松市には大賀氏が先祖から受け継いだ土地約1800平方㍍を寄贈。現在は農園と公園を併せた「鴨江いきいき菜園」として整備されている。
 沼津東高の後輩にもあたる栗原裕康沼津市長は「世界的に名の通った偉人でありながら、故郷への愛をもって地元のために活動してくださった。訃報を聞き、大変残念に思う」と話した。

 大賀氏は23日午前9時14分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は妻緑(みどり)さん。後日、社葬を執り行う。
「静新平成23年4月25日(月)」


  

Posted by パイプ親父 at 10:18Comments(0)訃報

2011年04月23日

富士常葉大竹林征三名誉教授

 富士常葉大竹林征三名誉教授
 「地域に合った防災必要」 風土工学研閉所で講演

 富士常葉大(富士市大淵)の付属風土工学研究所が3月末で11年間の研究所活動を終え、閉所を記念した講演会が22日、同大で開かれた。同研究所の初代所長で同大の竹林征三名誉教授が「日本文明の岐路~環境防災の思想~」と題して講演した。
 同研究所は同大の開校に合わせ、2000年4月に日本初の風土工学研究所として開所した。旧建設省出身の竹林名誉教授を所長に、地域の個性に合った土木事業での防災を考える「風土工学」を研究してきた。全国各地の研究者らが集まり、研修会やシンポジウムなどを毎年開催した。3月末で竹林名誉教授が同大を退任するため、閉所が決まった。
 竹林名誉教授は想定されるさまざまな自然災害の脅威を挙げ、それに合わせた防災の可能性を紹介。地域の風土に合った防災施策の必要性を訴えた。
(静新平成23年4月23日土)
  

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2011年04月12日

守屋彦太(もりやひこた)さん

 沼津警察署の新署長
 守屋彦太(もりやひこた)さん(沼津市)
 1977年に県警入りし、浜松東署を皮切りに主に警務、総務部門に携わる。藤枝署長や公安課長などを歴任後、今春から現職に。浜松市天竜区佐久間町出身。57歳。
 ー署と管内2市2町の印象は。
 「県東部の要の都市を抱える上に地理的にも広く、規模の大きさを感じる。初訓示では署員に『元気で、前向きに仕事に励んでほしい』と呼び掛けた。一丸となって職務にあたっていきたい」
 ー管内課題への対応も始まっている。
 「刑法犯や交通事故は減少傾向が続くが、県内の他署と比較すると件数はまだ多い。身近な乗物盗、高齢者の死亡事故などへの対策を各市町や協力団体とともに進め、住民の体感治安の向上を図っていく」
 ー東日本大震災に伴う電力不足も深刻だ。
 「計画停電時には信号機が滅灯するなど、警察業務への影響も大きい。問題の長期化も予想されるが、しっかり対応していきたい。また、署員には常に住民の期待に十分応えるために、日々の備えの再確認も求めた」

日曜大工や魚釣り、散歩など多趣味。
(静新平成23年4月12「この人」)
  

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