2018年 07月 22日
From Bad To Worse...
それでも、40度近くとなると、さすがに身の危険を覚え、些か次元が違う実感を持つものです。
そんな日に出歩くのは、それこそ自己責任の範疇かとも考えます。
もちろん、この程度にまで気温が上昇する日々は今年に限ってのことではなく、去年にも一昨年にもありました。
だから、つい「メクソ、ハナクソ」で片付けてしまいがちなんですが、やはり「メクソとハナクソは違う」ことも忘れてはならないのでしょう。
そもそも私がクワガタを追っかけていた夏がある時点を境にガラッと今のように変ったわけではありません。
そこで改めてこれまでを振り返り、自分なりに気温の推移をごく大雑把にまとめてみました。
・1980年以前=30度〜
・1980年以降=33度〜
・2000年以降=36度〜
お分りのように20年ごとの推移としたわけですが、当然、20年毎にスイッチが切り替わるように気温が上昇するはずはありません。
ただ間違いないのは、20年間では多少の凸凹の中でも上昇傾向にあり、2000年代よりも2010年代の方が高気温だということです。
そして、ここのところの40度近い日々こそが、次の20年間、即ち40度オーバーの時代を示唆すると考えるべきなのではないかと。
もちろん、そんなことは望みもしないけれど、今から覚悟しておくのはちっとも早くはないと思うのであります。
気温や気象について、とりわけ関心や造詣が深いわけではなく、むしろ音痴な方に入る自身を自覚しているくらいです。
そんな者のいう世迷言かも知れませんが、人一倍暑いのが苦手だからこそ、恨めしく感じるばかりの日々を忌み嫌う想いは大抵の人には負けないつもりです。
夏が過ぎても次の夏を怖れる日々を何十年も鬱々と積み重ねてきた感覚には相応の意味があると思うのですが...。
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