目薬をさすタイミング

［点眼のタイミング］
特に目に病気がなければ、目の疲れや眼精疲労、目のかすみ等の症状が出たの時
医師からの指示がない場合には、１日に５～６回までを目安に
花粉症等のアレルギーの場合 ・・・ 花粉飛散開始時期より前に
緑内障等の病気がある場合 ・・・ 薬により毎日差す必要があるものも

［点眼の量］
目薬は、１滴で目に染み渡るように作られているので、１滴で十分

［就寝前の点眼］
就寝中は涙液が分泌されず、涙液の流れが停滞する為、薬剤の滞留時間が延長されるので
就寝前の点眼は好ましくない。しかし、５～１０分間程度経てば、殆どの薬剤は結膜嚢から
消失する為、現在は特に問題は無いとされる。
昔は寝ている間に組織を引きしめて、傷や炎症を固定し他の薬が効き難くする「収斂剤」が
使用されていた為、就寝前の点眼は良くないとされていた。

［その他］
・ 目薬をさした後は、瞬きしない方が良い。
　折角さした目薬が涙と一緒に目頭の方に集まって、涙点から喉の方へ流れ出てしまう。
・ 自分以外の人が使用した目薬は、感染症などの危険がある為、使用しない。
・ 点眼して1週間経っても症状が改善しない時は眼科を受診する。
　目薬が合わない時には使用を中止して、医師または薬剤師に相談する。

［おじさんが心掛けている事］
糖尿病の合併症 網膜症対策として、毎年、眼底検査は欠かせません。
加齢ともに網膜から出血する事もあり、そういった時は、即、眼科に受診するようにしています。