視力検査に使う「C」のマークは、ランドルト環というそうです。
これは考案者であるフランスの眼科医 エドムンド・ランドルト(1846.5.17. - 1926.5.9.)の名前に由来する。

視力検査
正式には、ランドルトが1888年に考案し、
1909年の国際眼科学会で制定されたようです。

反比例を利用した視力検査
ランドルト環が書かれた場所から5m離れ、隙間が正しく見えているかどうかを測ります。この時、隙間の幅をxミリ、視力をyとすると、y=1.5÷xという反比例と呼ばれる関係が成り立ちます。
つまり、1.5ミリの隙間が正しく見えたら、視力は1.5÷1.5=1以上、15ミリの隙間が正しく見る事が出来なかったら1.5÷15=0.1未満であると判定出来ます。実際に、横に0.1と書かれたランドルト環の隙間は15ミリとなっており、このようなシンプルな式で視力を表す事が出来るのです。

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