2019年アニメアウォーズ!
例年のごとく、「おちゃつのちょっとマイルドなBlog」のおちゃつさんからお誘いを受け、同Blogで開催されている「2019年アニメアウォーズ!」に参加させていただきます。
以下、項目です。
~2019年アニメアウォーズ~
・最優秀作品
・特別賞 (捨てがたいもの、大穴だったものなど)
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
・ED部門 (同上)
今年も「OVA・劇場部門」、キャラクター部門に関しては「人外部門」を追加、さらに五分や十分の短編アニメの「短編アニメ部門」も追加設立していますw
また、受賞作のほかに次点作品を1つ~2つ追加でそれぞれ挙げています。
さてはて、今年の結果は…?
最優秀作品
『ダンベル何キロ持てる?』
(公式ホームページ)
今年一年の最優秀作品は、『ダンベル何キロ持てる?』を選ばせてもらった。
アニメ自体、見る本数が大幅に減った2019年。なのでシンプルに自分が2019年に総評した作品の中から最も評価の高い作品を選んだ結果がこの作品である。
評価が一番高かった理由は、単純にアニメとしての出来が良かったと言うところだと思う。ストーリーはもちろん、動画であるわけだから絵の綺麗さ(おまけにコミカルからセクシーまでやり遂げる)、OPやEDの楽曲や演出、当然キャスティングまでもろもろ含んで一つの作品であると思うし、それが全て高水準で纏まっていたのがこの作品かなと思う。
特別賞
『グランベルム』
(公式ホームページ))
2019年の捨てがたい作品はこの作品だろう。
アニメオリジナルのSD型のロボットアニメ。バトルシーンの秀逸さはもちろん、『まどマギ』っぽさが序盤からあってどうなるかと冷や冷やしながら最終回まで観たけれど、後味もそこまで悪くなかった。主人公たちが闇堕ちすることもなく、欲を言えばもっと明確なハッピーエンドでも良かった気もしつつもそういった「妄想」が出来る要素が残る終わり方にしてくれたのはとてもありがたいストーリーだった。
劇場・OVA部門
『プロメア』
(公式ホームページ)
個人的に2019年は映画を良くみた一年で、当然そこにはアニメーション映画もたくさん含まれている。「シティハンター』『天気の子』『ハローワールド』『ドラクエ』『Fate』など... そうした中で選んだのはこの作品。
映画オリジナルの作品だが、とにかく熱量が凄い。ドラマにしてもアニメにしても同じことだが、作画にしても物語にしても、細かいところまで緻密に作って魅せる系統の作品がやはり技術が年々上がる分だけ多くなってきている印象のアニメ映画。そうした中で細かいことは気にせずにとにかく圧倒的な熱量と勢いで魅せてくれる作品というのは、久しぶりに出会えたなぁという感じがした。
短編アニメ部門
『ソウナンですか』
(公式ホームページ)
2019年はちょっと短編アニメの数が減ったような印象。そうした中では『ソウナンですか』は短編アニメに適した物語や内容なんかで良かったと思う。
最優秀キャラクター
男性キャラクター部門
『乾 十三』
(『ノー・ガンズ・ライフ』より)
今年のNo.1男性キャラは十三。悩んだ相手は『けものみち』の源蔵と『かぐや様』の白銀。まぁ、男性キャラというのはもともとアニメにおいては個性が立ち辛いところもある中で個性を発揮したのはこんなところかな、という印象。
昨今のアニメではその渋さが良い意味で際立った男性キャラと言っていいと思う。見てくれはあれだけど(笑
最優秀キャラクター
女性キャラクター部門
『四宮 かぐや』
(『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』より)
今年はかぐや。実写映画も公開されて、「キャラクター」としてかぐやの存在が印象に残っていたということもあったけれど、ヒロインとしてはいろいろな面を魅せてくれたのではないだろうか。まぁ、外見が単純に好みだったというのもあるけれど、恋愛に対する奥手っぷりとかいろいろ可愛いところもたくさんあった。
『からかい上手の高木さん』の高木さんも悩んだ候補ではあったが、2になってからどちらかというと高木さんの可愛さって西片の不意打ちに負けるケースが増えてきて(それはそれで可愛いんだけど)なんかちょっと違うかなと言う印象もあったので。
最優秀キャラクター
人外キャラクター部門
『ごせん像(リリス)』
(『まちカドまぞく』より)
コイツを人外扱いして良いかは分からないが、まぁマスコットキャラとして可愛かったし面白かったし機能したしという部分で言うとごせん像で良いのかな、と。
最優秀オープニング
テーマソング部門
『お願いマッスル』
(『ダンベル何キロ持てる?』オープニングテーマより)
&
最優秀エンディング
テーマソング部門
『マッチョアネーム?』
(『ダンベル何キロ持てる?』エンディングテーマより)
申し訳ないが2019年のオープニングとエンディングはこの二曲の選出以外、私に選択肢は在り得なかった(笑 中毒性の強いリズム、コミカルさを残しつつ作品のテーマ性に沿った歌詞、抜群の引き込み力を発揮する作画含めた演出。全てにおいて2019年におけるNo.1のOPとEDだろう。
……まぁ、話題になった『鬼滅の刃』を観てないからなのかもしれないが、とは紅白とか観てて思ったのは秘密(苦笑
総評
例年だと長文の総評をアレコレと書いているのだけれど、年々のアニメ離れが2019年は一段と加速してしまったので、もはやアレコレと語れるだけの知識とそれらのアップデートもないので簡単に総評を。
2019年のアニメと言うと私の中ではアワードを観ていただければ分かるように『ダンベル何キロ持てる?』なのだが、世間的にはやはり『鬼滅の刃』ということになるのだろう。その作品を私は観てなかったのでアワードに加えることや総評することは出来ないが、この作品の楽曲を唄ったことでLiSAさんが紅白出場を決定づけたのであれば、その人気と影響力は計り知れない。とはいえ『ダンベル何キロ持てる?』も放映中はその中毒的な楽曲はネットを中心に話題性を強くさらっていたので、皆さんにとってはNo.1にはなれないかもしれないが、十分トップクラスの良い作品を一つ選んでご紹介出来たのかなと思う。
アニメ離れが進む一方で、映画を良く観た2019年だったので、アニメ映画は良く観たかもしれない。『Fate』など人気作がありつつ、この10年前後のこの業界にあるリメイクの流れで『シティハンター』をやったり、『プロメア』『天気の子』『ハローワールド』といったアニメオリジナル作品も大きな話題で引っ張っていってくれたと思う。話題だけなら『ドラクエ』とかもそうか(苦笑
そうした中で改めて2019年、そして2020年以降においては原作・アニメ・実写というマルチメディアミックス展開はさらに加速するのだろう、という予感も強い。2019年には同年中に『かぐや様は告らせたい』がアニメ放映と実写映画公開を同じにするという展開力の速さには驚かされた(まったくの偶然、ということはないだろう、たぶん。企画自体は別々にもちろん立ち上がったのだろうが)。ただそれによる相互作用、相乗効果というのはたぶん高いものがあるのだと思うと。『かぐや様は告らせたい』がどの程度の成功になったのかは分からないが、その成否次第では20年以降に同様の形の作品と言うのがたくさん生まれてくるのかもしれない。
2020年、いきなりアニメ視聴熱が一気に元に戻ってまたたくさんのアニメを観るということはたぶん難しいけれど、少ない中でも良作、自分が好む作品に一つでも出会えることを祈りたい。
ちなみに今一番気になっているアニメは『ダイの大冒険』のリメイクです(笑
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お礼
お礼訪問おそくなりすみません!
今回も参加いただきどうもありがとうございました!
>ダンベル何キロ持てる?
おっしゃるとおりで総合的に高水準な良作だったと思います!
ハウツー要素もあり、ジムトレを楽しく見せる工夫が素晴らしいです。OPやEDもぶっ飛んでましたねw
>グランベルム
知らなかったです。たしかにまどマギっぽいですね~。
後味悪くないとのことなので(w)ちょっと見てみます!
ではでは、今年もどうぞよろしくお願いします