新機動戦記ガンダムW 年表
- ジャンル:[アニメ・コミック]
- テーマ:[新機動戦記ガンダムW]
AC暦の年表を纏めてみました。メディアワークス・主婦の友社から出ている『データコレクション1』、刊行中のコミックス『敗者たちの栄光』第3巻にあるものをベースとしています。また同コミックスおよび当サイトで纏めた部分から『FT』の要素を独自に入れています。
このため、全てが一言一句誤りなく公式のものではなくなっておりますので、その点を注意・留意した上で楽しんでいただければ幸いです。
まとめへ戻る
AC001 『アフターコロニー』制定。スペースコロニー開発が開始される。
当初のコロニーは各国や大手企業からの資本や後ろ盾を用いて開発が進められた。この背景には激化の一途を辿る地上の紛争・戦乱に疲弊し嫌気がさしていたこと多数の一般市民の存在も大きな要因となる。
AC022~ 地球各国、国威発揚、移民問題解決などのためコロニー建設業従事を主とする宇宙移民計画に競うように助成を強化。
ラグランジュ1(L-1)において永住型宇宙ステーションの研究成果をベースにスペースコロニー建設開始するも、苛酷な労働環境と疫病の蔓延で計画は遅延。
AC040~ 地上の紛争が宇宙開発に波及、コロニーの武装化と紛争が起き、建設途中のコロニーが多数損壊。
AC050~ AC040年頃からの紛争が拡大し、宇宙移民の数が衰退。移民計画の見直し、宇宙開発の中断ないし延期が相次ぐ。ただし、地上の原油産業を見限った中東諸国が資金援助を続けることでコロニー建設は継続される。
L-1以外のラグランジュポイントでもコロニー建設開始。
AC070~ 5つのラグランジュポイントによるコロニー建設が続くことで資材難になり、紛争や強奪が勃発。中東諸国の仲介と資源採掘用の小惑星を調達、資源衛星として活用することで緊張は大幅に緩和され、コロニー間の武力衝突は回避。
これに伴い各コロニーは母体となる母国、支援企業などに資金・資材面での依存率が低下していく。
§
AC102 L-1に人類初のスペースコロニー完成。
これを契機にコロニー建設ラッシュ期到来。多数のコロニーによるコロニー軌道集落群(コロニー群)が形成されるようになる。
地上の紛争激化も相まって人類の宇宙移民が本格化。当時の総人口の約15%が宇宙に居住。
§
AC130 宇宙移民の流れがさらに加速。これによって地上各国は宇宙への人口が流出し衰退の兆候が出始める。
サブリナ・ピースクラフト、カテリナ・ピースクラフト誕生。
AC133 地球圏統一連合発足。連合軍創設。
AC139 コロニー自治機構が発足。連合はそれを危険視するように軍備強化路線を採る。
AC140 武力を背景とした連合の強圧に屈する形でコロニーは自治権を放棄。独立運動家たちは地下へと逃れる。同年代中にホワイトファングの前身となる組織が成立。
AC145秋 非合法のコロニー独立運動が激化。地球側の使節団が襲撃を受け行方不明。サブリナ、死亡扱いとなる。
ジェイ・ヌルが《ワイバーン》を開発。
AC145冬 サブリナ、ドーリアン家に引き取られる。
AC145.11.26~7 連合軍がサンクキングダムへの核攻撃を画策するもカテリナ・ピースクラフトと《ワイバーン》によって阻止される。
AC146.1.19 カテリナ・ピースクラフト、《ワイバーン》でバルト海に展開していた連合海軍第三艦隊を無力化。同年2月には北海の連合海軍第四・第五艦隊も無力化、撃退する。
AC146.4 サブリナ・ピースクラフト、自らカテリナ・ピースクラフトを名乗ることを決意。
AC146.4.20 カテリナ・ピースクラフト(サブリナ)、連合軍と停戦協定に臨み、締結させる。
AC146春 カテリナ、賛同者と共にサンクキングダムを離れ、ゲリラ組織《シャーウッド》を設立し行動を開始。
AC146.6 カテリナ・ピースクラフト(サブリナ)、エリック・シャーゴールドと結婚。エリック、ピースクラフト家へ婿養子として入る。
AC147 コロニーの一部居住者による反連合テロを本格化。これを受け、連合軍はコロニーの母国である各国の委任を取り付けた上で武力によるコロニー圧政を開始し軍隊をコロニーに駐留させる。
AC147.11・27 カテリナ、宇宙に上がり《シャーウッド》の活動を継続。自らはシス・マーキスを名乗る。同月には月面で処刑されそうになっていた指導者ヒイロ・ユイらを救出。
同日、カテリナ・ピースクラフト(サブリナ)が娘・カテリーナを出産。
AC148.3.30 カテリナ・ピースクラフト(サブリナ)および婿養子エリック、爆破テロに遭い死亡。これを受けてシス・マーキスとして活動していたカテリナは、再びカテリナ・ピースクラフトとして表舞台に立つことを決意。
AC149 各コロニーが母国の主導、管轄下で運営されることが連合総会で承認され、一時的な安定を取り戻す。
第二次移民時代到来(多数の労働者がコロニーへなだれ込む)。
§
AC150 コロニー住民の連合支配への反発が強まる。問題調停のための協議機関設立。各コロニーに支部を展開。
アイン・ユイ誕生。
AC152 アンジェリーナ・クシュリナーダ誕生。
AC160 指導者ヒイロ・ユイ台頭。コロニー間の連携が強まる。
AC165 指導者ヒイロ・ユイ、コロニー問題協議機関代表に就任。
§
AC170 指導者ヒイロ・ユイの非暴力、非武装主義への賛同者各地に広まる。
AC171秋 トレーズ・クシュリナーダ誕生。
AC172 サンカント・クシュリナーダ死去。ロームフェラ財団代表代行にデルマイユ・カタロニアが就任し、以降20年以上デルマイユ時代が続く。
指導者ヒイロ・ユイがコロニー完全統一を宣言。
AC173 指導者ヒイロ・ユイが『宇宙の心』宣言(非暴力・非武装によるコロニー独立)。2年後の採択が決まり、各コロニーおよび地上各国も批准に同調。
ヴァン・クシュリナーダ誕生。
ロームフェラ財団によるMS開発が始まる。
AC174 移動宇宙要塞《バルジ》の建造開始。
AC175.4.7 指導者ヒイロ・ユイ暗殺。側近のアイン・ユイ、行方不明。コロニー間の連絡が厳しく制限・断絶される。
MSの始祖《トールギス》を開発していた主要五人の技師が逃亡。
ロームフェラ財団、尖兵として私兵集団・軍事秘密結社OZを設立。
AC176 コロニーでの武装蜂起が頻発。鎮圧のため連合はスペシャルズを派遣。
サリィ・ポォ誕生。
AC176.8 初期型陸専用MS《リーオー》ロールアウト、中距離支援・関節攻撃型MS《トラゴス》の開発開始。
AC176 ミリアルド・ピースクラフト誕生。
コーデリア・フィッツジェラルド(後のレディ・アン)誕生。
ルクレツィア・ノイエンハイム(後のルクレツィア・ノイン)誕生。
AC177 連合による軍事介入が頻発化。これに伴いスペシャルズが台頭。
キャスリン・ブルーム誕生。
AC177.4 空戦用MS《エアリーズ》ロールアウト。
AC178~181 晩年MC-0001年として制定される。
§
AC180 五人のガンダムパイロット(一部推定)、ドロシー・カタロニア誕生。カトル・ラバーバ・ウィナーの母カトリーヌは出産直後に死亡。
同年前後にサンクキングダム国王ピースクラフト王が指導者ヒイロ・ユイに触発されて『完全平和主義』を唱え始める。
AC180.4.8 リリーナ・ピースクラフト誕生。
AC182 連合軍による攻撃によってサンクキングダム崩壊。王族は消息不明に。
AC185 OZ士官養成学校がレイク・ビクトリア基地に創設。初代教官はトレーズが務める。
AC186冬 トレーズによってモガディシオ攻略戦にMSが実戦投入される。以降、MSが主戦力へ替わっていく。
AC186春 ヴァン・クシュリナーダ、ロームフェラ財団の代表代行副理事に就任。以降、財団の中心人物へと成長していく。
《ガンダム》試作一号機ロールアウト。
AC186夏 第一次月面戦争勃発。
AC186.10.26 移動宇宙要塞《バルジ》完成。
AC187 ヴァン・クシュリナーダ、アンジェリーナ・ユイ、爆破テロによって死去。
デュオ、L-2コロニー群V08744のマックスウェル教会へ流れ着く。
火星にMO-Ⅶ落下。付着していたエウロパの藻が繁殖し、火星の大気状態が地球に近づいていく。
AC188 『マックスウェル教会の惨劇』が起きる。
後のヒイロ・ユイ、ドクターJに拾われる。
AC189 マリーメイア・クシュリナーダ誕生。彼女の母、レイア・バートンが同年死去。
§
AC190 張五飛、竜一族の嫡子・妹蘭の婿養子として選定される。その後、身を寄せていた老師Oから手ほどきを受ける。
AC190.3 名無し(後のトロワ・バートン)、ドクトルSに整備士として採用される。
AC192 巨大宇宙戦艦《ピースミリオン》完成。
デュオ、プロフェッサーGやスイーパーグループと行動を共にする。
AC193 トレーズ・クシュリナーダ、OZ総帥に就任。
カトル・ラバーバ・ウィナー、マグアナック隊と出会う。
AC194 後のヒイロ・ユイ、L-1コロニー群内にあった連合基地を襲撃するも民間施設に被害を広げる。
オペレーション・メテオ用の《ガンダム》五機、順次ロールアウトされる。
AC195 水中用MS《キャンサー》がロールアウトしたものと思われる。
ドクトルSの部下、トロワ・バートン射殺。代わりに名無しがトロワ・バートンを名乗ることになり、オペレーション・メテオを一任される。
§
AC195.4.7 オペレーション・メテオ発動。《ガンダム》五機確認。
ドクターJ、《ウイングガンダム》のパイロットにかつての平和的指導者の名「ヒイロ・ユイ」をコードネームとして与える。
AC195.4~5 宇宙用MS《トーラス》ロールアウト。
ドーリアン外務次官、レディ・アンによって暗殺。
OZ(トレーズ)の策略により、ヒイロ・ユイが《ウイングガンダム》でノベンタ将軍ら和平派連合幹部を殺害。
《シェンロンガンダム》および張五飛、トレーズ暗殺計画を実行するも失敗に終わる。
《トールギス》、ゼクス・マーキスらの手によって実戦投入される。
AC195.5.20 オペレーション・デイブレイク発動。事実上の地球圏統一連合の解体に至る。
AC195.6~ 《ウイングガンダム》自爆。《ガンダムヘビーアームズ》のパイロット、トロワ・バートンの介抱によってヒイロ・ユイは一命をとりとめる。
OZの英雄ゼクス・マーキス、命令違反で《ウイングガンダム》を復元。そのパイロットであるヒイロ・ユイと南極で決闘するも引き分けに終わる。その後、公開処刑となるが生き延びる。
ガンダムを開発した五人の技師がOZに捕えられる。
五人の技師が開発した《ヴァイエイト》《メリクリウス》がロールアウト。同時にOZに捕えられた《ガンダムデスサイズ》《シェンロンガンダム》の改修作業がスタート。
オペレーション・ノヴァ発動。AI制御に依る無人MS《モビルドール(MD)》が戦場の主力へ躍り出る。MD専用機《ビルゴ》ロールアウト。巨大宇宙戦艦《リーブラ》建造開始。
OZ分裂。トレーズ派とデルマイユ(ロームフェラ)派と分かれる。
ゼクス・マーキス、本名であるミリアルド・ピースクラフトを名乗り宇宙でサンクキングダム大使として活動開始。
ザイード・タブラ・ウィナー死去。これを契機にカトル・ラバーバ・ウィナーは禁忌であったガンダムの始祖《ウイングガンダムゼロ》を建造開始。
《ガンダムデスサイズヘル》《アルトロンガンダム》完成度80%ながらロールアウトし実戦投入される。
トレーズ失脚。OZ総帥の座を追われる。これを契機にトレーズ派とデルマイユ派は敵対する。
《ガンダムエピオン》ロールアウト。
リリーナ・ピースクラフト、サンクキングダムを復興し完全平和主義を唱えるも、その思想を危険視するOZによる侵攻を受けて再び崩壊。
リリーナ・ピースクラフト、ロームフェラ財団代表に就任。世界統一国家設立することを宣言。
アルテミス・レボリューション発動。一部の過激派コロニー居住者たちがホワイトファングを設立、決起。その指導者にミリアルド・ピースクラフト就任。同時にOZが開発していた巨大宇宙戦艦《リーブラ》を奪取し同組織の旗艦とする。
MD専用機《ビルゴⅡ》ロールアウト。
《トールギス》開発技師の一人ハワードの手によって《ガンダムヘビーアームズ》《ガンダムサンドロック》それぞれが宇宙用に小改修される。
ミリアルド、地球へ宣戦布告。
ホワイトファング、移動宇宙要塞《バルジ》を陥落させる。
トレーズ、クーデターを起こしOZ総帥、財団代表へ就任。同時にリリーナは財団代表の座を追われる。
MO-V(OZプライズ)事変勃発。同年収束(外伝『G-UNIT』)
ホワイトファング、旗艦《リーブラ》の主砲で地球上の無人島一つを消滅させる。
AC195.12 トレーズ・クシュリナーダ、ホワイトファングへ宣戦布告。専用機《トールギスⅡ》ロールアウト。
AC195.12.24 EVE WARS開戦。トレーズ・クシュリナーダ死去。ミリアルド・ピースクラフト行方不明。
同日、世界統一連合とホワイトファングの間で停戦協定が結ばれEVE WARS終結。
地球圏統一国家発足。
平和維持のための統一国家内に大統領直属の秘密組織「プリベンター」発足。
§
AC196 リリーナ、「ドーリアン」姓で活動を再会。地球圏統一国家外務次官として各地を飛び回る。
旧ホワイトファング一派による要人テロが発生。ガンダムのパイロットたちによって収束(『BLIND TARGET』)。
パーフェクト・ピース・ピープル(P3)事件(ウルカヌス事件)勃発。ガンダムのパイロットたちによって収束(『BATTLEFIELD OF PACIFIST』)。
コロニーキャノン事件勃発。コロニーキャノン破壊のためヒイロ・ユイおよび《ウイングガンダムゼロ》の姿が確認される(『EVOLVE../7』)。
量産型《ガンダム》奪取事件発生(『ティエルの衝動』)。※公式かどうかは不明。
AC196.12.24 リリーナ・ドーリアン外務次官、L-3コロニー群X18999にて拉致される。
ミリアルド・ピースクラフト、『プリベンター』と接触。《トールギスIII》を受領。
AC196.12.25 マリーメイア、トレーズの後継を宣言し地球圏統一国家へ宣戦布告。新型量産機《サーペント》を主力とした軍隊を統一国家首都である大統領府ブリュッセルへ強襲させこれを制圧。
ヒイロ、デュオ、トロワ、X18999コロニーの落下阻止成功。プリベンター、同コロニーの住民避難を完了。
AC196.12.26 プリベンターおよびガンダムのパイロットたちによってマリーメイアの反乱を鎮圧。黒幕デキム・バートン射殺。
以後、MSという兵器を地球圏では禁忌とし《ガンダム》を含め地球圏ではMSという兵器は完全に姿を消す。
張五飛、プリベンターに入隊。
AC197.4.7~9 エピオン・ド・テロス(次の政府)事件勃発。リリーナ・ドーリアン、レディ・アンら要人が拉致監禁される。『PPP』とサンクキングダム圏内にいるヒイロらを巻き込む核爆発を天秤にかけられ、リリーナは『PPP』発動を選択。
『PPP』発動を遅らせるためリリーナ・ドーリアン、コールドスリープにつく。後を追うようにヒイロ・ユイもコールドスリープにつく道を選ぶ。
§
AC200前後 デュオ・マックスウェル、火星圏へ移住。
AC202~205 MC-0013、二代目デュオ・マックスウェル誕生。
AC204~211 MC-0014~16、ウィナー家の古い資源衛星から《ガンダム》の試作一号機が発見される。これを受けて張五飛およびトロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナーが《ガンダム》再開発計画に着手。
MC-0014、トロワ・バートン、キャスリン・ブルームと共に火星移住。
MC-0014、ステラ・ノベンタ誕生。
AC206~213 MC-0015、カトリーヌ・ウード・ウィナー誕生。
AC210~217 MC-0017、火星連邦政府が地球圏から自治権を獲得、同時に独立を宣言。
張五飛(老師張)、プリベンター火星支局北極冠基地で一人滞在。数年をかけ《エピオンパイ》を建造・完成させる。
AC218~221 MC-0021、火星連邦政府初代大統領ミリアルド・ピースクラフト(ディズヌフ・ノイエンハイム)が暗殺される。
二代目大統領として意図的に不完全な形で覚醒させられたリリーナ・ピースクラフトが就任。
ドロシー・カタロニア、地球圏統一国家の大統領に就任したものと思われる。
AC220~223 MC-0022、オペレーション・ミュートス発動。
火星連邦政府と独立を宣言したラナグリン共和国による『火星南北戦争』が本格化。
NoTitle
カトル達も後悔や苦労もしなかっただろうに。
盗まれる不安もあったけど、データや書類だけでも残しておけばプロトゼロの建造のようにすぐに対処出来たかもしれない。
まあそしたらアルトロンの発展型とかが出来ててエピオンパイは生まれて来なかったかもしれないけど。
カトル達の戦力準備もそうだけど、マリーメイアの反乱で兵器と決別する感じになってたのにたった数ヶ月で平和とは程遠い事が起きて悲しいな。