WordPressでブログを作ったら最低限入れたいプラグイン

WordPressは、インストールした時点からブログとして機能しますが、プラグインを導入することで、より使いやすく、より人が呼べるように、といったように機能を拡張することができます。

プラグインは、大量に導入することはお勧めできませんが、それでも「これだけは入れておくべき!」というプラグインは存在します。

これから紹介するプラグインで、Wordpressの持つ能力を最大限に発揮させてやりましょう。

photo credit: Kalexanderson via photopin cc

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必ず入れたいプラグイン

Google XML Sitemaps

Google XML Sitemapsあ

Google用のサイトマップを作成するプラグインです。

サイトマップを作成することによって、Googleにコンテンツの存在を的確に伝えることができ、インデックスへの登録漏れを防ぐことができます。

ブログを作成しても、存在を検索エンジンに知ってもらわねば、そのブログは存在しないも同然です。

プラグインは、インストールして有効化するだけで細かな設定は必要ありませんが、必ずGoogleウェブマスターツールで登録を行いましょう。

Googleウェブマスターツール、サイトマップの追加

あと、インストールしたら必ず「設定」→「XML-Sitemap」の「Sitemap コンテンツ」の項の「カテゴリページを含める」にチェックを入れてください。

カテゴリページを含める

カテゴリページは、たいていの場合キーワードを元に作られ、そのキーワードのランディングページになる可能性があるので、サイトマップを作るように設定しましょう。

WordPress › Google XML Sitemaps « WordPress Plugins

Ultimate Google Analytics

Ultimate Google Analytics

Googleのアクセス解析を簡単に設置できるプラグインです。

自分のブログを分析するにはアクセス解析は必須です。中でもGoogleAnalyticsを導入しておけば、まず間違いはないでしょう。

複雑なタグをHTMLに貼り付ける必要もなく、アカウントIDを入力するだけと非常に簡単です。またWordpressログイン中は、管理者のIPを除外してカウントしてくれるのも便利です。

Google Analytics、アカウントIDを入力するだけ

Google Analyticsは、複雑すぎる!という方には、必要な機能だけに絞ってシンプルにしたG Analyticsがお勧めです。

WordPress › Ultimate Google Analytics « WordPress Plugins

できれば入れたいプラグイン

All In One SEO Pack

All In One SEO Pack

WordPressは、 もともとSEO対策に優れたシステムですが、 All In One SEO Packをインストールすることによって、 さらにSEOを強化することができます。

All In One SEO Packには、様々な機能がありますが、最低限使いたいのは、metaタグのDescriptionとkeywordsを設定する機能。

All In One SEO Packの使い方

入力内容がプレビューされるので、Google検索画面に、どのように表示されるかが一目でわかります。また、文字数もカウントされるのでtitleやDescriptionに最適な文字数に合わした文章を作ることができます。

WordPress › All in One SEO Pack « WordPress Plugins

Meta Manager

Meta Manager

Meta Managerは、All In One SEO Packは、ちょっと高機能すぎて使いづらいという方向けのプラグインです。

機能は、metaタグのDescriptionとKeywordsを編集するのみです。この二つを編集するだけでも、かなりのSEO効果を期待できるのでシンプルな方が良い方は、Meta Managerをお勧めします。

Meta Manager

WordPress › Meta Manager « WordPress Plugins

AddQuicktag

AddQuicktag

WordPressではデフォルトで利用頻度の高いタグを簡単に挿入できる機能が用意されています。ただ、「赤い太文字」など自分好みのタグを挿入するには、HTMLタグを手打ちしなければなりません。

AddQuicktagは、そういったタグを登録しておき、ワンタッチで使用できるようにしてくれるプラグインです。

WordPress › AddQuicktag « WordPress Plugins

Broken Link Checker

Broken Link Checker

「Broken Link Checker」は、ブログのリンク切れを自動でチェックし、知らせてくれたり、修正したりしてくれるプラグインです。

もしリンク切れがあった場合は、このようにダッシュボードで教えてくれます。

Broken Link Checker」のリンク切れ報告

また、こんな感じでメールでも送られてきます。

Broken Link Checkerで送られてくるメール

リンク切れをそのまま放置しているサイトは、SEO的にもあまり良くないので、このプラグインでチェックして、切れたリンクは、すぐに何らかの処置をしましょう。

WordPress › Broken Link Checker « WordPress Plugins

Category Order and Taxonomy Terms Order

Category Order and Taxonomy Terms Order

WordPressのカテゴリの順番を、ドラッグ&ドロップで手軽に入れ替えることのできるプラグインです。

WordPressは、デフォルトでカテゴリの順番を変える機能がありません。できれば自信のあるカテゴリは上に持ってきたいですよね。

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Contact Form 7

Contact Form 7

いくらSNSが発達してきたご時世とはいえ、ブログ自体に管理者と直接メールで連絡を取る窓口は欲しいものです。

そういった時には、「Contact Form 7」を使うと手軽にコンタクトフォームを作ることができます。簡単なものなら1分で作成できます。

WordPress › Contact Form 7 « WordPress Plugins

Link Indication

Link Indication

Link Indicationプラグインを使うと「_blank」を使わなくても外部サイトを新しいタブで開くことが可能です。

これまでブログ内リンクは、

寝ログタグ

外部リンクは、

Yahoo!への外部リンク

というように、一つ一つ区別して入力している人も、このプラグインを使えば設定だけで_blankを自動的に付加してくれます。

WordPress › Link Indication « WordPress Plugins

Preserve Editor Scroll Position

Preserve Editor Scroll Position

WordPressで記事を保存・公開したときに、エディターの入力カーソルの位置を記憶しておいてくれるプラグインです。

まさに、痒いところに手が届くプラグインです。これがないと、記事を保存するたびに、入力カーソルが先頭に戻ってしまい、また下にスクロールして編集位置までカーソルを戻す必要があります。地味な機能ではありますが、下書き保存機能などはよく使うので、これがあるとないとでは大幅に編集効率が変わってきます。

WordPress › Preserve Editor Scroll Position « WordPress Plugins

Open Graph Pro

Facebook Open Graph Pro

「Open Graph Pro」を使うと、Facebookで拡散される際の爆発力が強くなります。なぜなら、このプラグインを入れることにより、「いいね!」を押してくれた友人のニュースフィードも載るようになるからです。

また、Facebookへの掲載方法も、タイトル、本文、画像が綺麗にレイアウトした状態になるのでクリック率も高まります。

参考 <遂に公開>SEOの2倍のアクセスを稼ぐFacebook「OGP」の活用術。

WordPress › Open Graph Pro « WordPress Plugins

セキュリティ

Akismet

Akismet

Akismetは、自動的にスパムコメントを分類してくれるプラグインです。

一度、このプラグインを入れないブログを作ってみたことがあるのですが、コメント欄がスパムで埋まりました。ですので、これといった対策を持っていない場合は、まずこのプラグインを使ってみるのをお勧めします。

このプラグインを使うには、AkismetのサイトでAPIキーを取得する必要があります。

参考 Akismetプラグイン(コメントスパム対策) – WordPressの使い方

WordPress › Akismet « WordPress Plugins

Simple Login Lockdown

Simple Login Lockdown

同じIPから何度もログインに失敗すると、そのIPを一定期間ロックしてくれるプラグイン。

これを入れることで、不正ログインからブログが乗っ取られる危険性を大幅に削減することができます。

WordPress › Simple Login Lockdown « WordPress Plugins

まとめ

とりあえず、10個強ほどのプラグインではありますが、これだけ入れることで、あなたのWordpressは、以前のものより、より強化されています。

今回紹介したプラグイン以外にも、素晴らしいプラグインは沢山あります。もし「こんなプラグインがあったらなぁ」と必要に迫られた時は、検索エンジンで「Wordpress プラグイン 目的〇〇」で検索すると大抵のものはあるので、インストールして試してみましょう。

『WordPressでブログを作ったら最低限入れたいプラグイン』へのコメント

  1. 名前:kr 投稿日:2017/08/22(火) 16:08:05 ID:4edc408e1

    いつも拝見しております。

    Link Indicationについて、探したところ、https://wordpress.org/plugins/link-indication/に、

    This plugin hasn’t been updated in over 2 years. It may no longer be maintained or supported and may have compatibility issues when used with more recent versions of WordPress.

    とありました。
    新しく導入するのは控えたほうがいいでしょうか。

  2. 名前:rk 投稿日:2017/08/22(火) 16:29:40 ID:4edc408e1

    Preserve Editor Scroll Positionについて、

    プラグインの更新は3年前、作者のサイトの更新は16年12月で止まっており、導入していいのか、不安があります(というか、ドミニクさんは活動の場を他に移したのか、それとも???)。

    わいひらさんは、今もこのプラグインを使用中ですか?
    使えているのなら、大丈夫ということで、私も利用したいと思います。

  3. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2017/08/22(火) 20:33:07 ID:acb140d2a

    代替プラグインがあるのであれば、新しい方を使った方が良いかもしれません。
    外部リンクで開くのならこれとか。
    WP External Links (nofollow new tab seo) ? WordPress Plugins

    ※単に、更新の必要がないから更新しないなんて可能性もあるわけで、必ずしも古いからダメというわけではないですが。

    Preserve Editor Scroll Positionは、管理画面上で使用するプラグインですし、特にセキュリティー的問題は起きそうなこともしていないので、大丈夫とは思います。
    ただ、必ずしもセキュリティリスクがないとは言えません(これは更新の頻繁なプラグインにも言えることですが)。

  4. 名前:rk 投稿日:2017/08/23(水) 17:13:12 ID:5c23fc152

    回答ありがとうございます。

    ご紹介の代替プラグインを使ってみます。

    古くても、更新の必要のないプラグインもあるのですね。
    考えてみれば、至極当然!

    ネット界は、全てが日進月歩で更新されているようなイメージがあって、されていないものはやばいのかなと思ってしまいました(笑)
    Preserve Editor Scroll Position、使ってみます。

    ありがとうございました。

  5. アバター画像 名前:わいひら 投稿日:2017/08/25(金) 12:56:32 ID:9f1c1987f

    おそらく「頻繁に更新されている方がセキュリティの脆弱性問題が合った場合解決されている可能性が高い」ということだと思います。
    あと、Wordpressのコード仕様変更に対応している可能性も高いです。
    ただ、頻繁に更新されていても気づかれないセキュリティー問題は残っていることがあるので、難しいところですね。
    結局のところ、誰しもが使用は自己責任になるのだと思います。
    ただ、有名なプラグインであれば、セキュリティー問題があれば、何かしらの記事になると思うので、そういったアンテナを張っておく必要はあるのかもしれません。

    ただ、「頻繁に更新されているプラグインの方が安全性が高い可能性が高い」ということであれば間違いないと思います。