7/1付
デーリー東北新聞に「岡田首相 退任の意向」との見出しが踊り、ネット上でちょっと話題になりました。
紙面イメージはこちら。サイトトップには編集局長名での顛末書が掲載されています。
「岡田首相」の見出し誤掲載の経緯について
デーリー東北新聞社 取締役編集局長 山本 義一
本日1日付1面、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会に関する記事で、本来は「岡田監督 退任の意向」とすべきところを、「岡田首相 退任の意向」と誤った見出しを掲載しました。読者、関係者の皆さまに多大なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありません。
誤掲載に至った経緯を説明します。整理部の1面担当記者が見出しを付けた段階で、メーンを「日本代表きょう帰国」、サブを「岡田監督 退任の意向」としていました。ゲラをチェックした整理部デスクが主見出しと脇見出しの入れ替えを指示し、担当記者が見出しを打ち直した際、誤って入力しました。その後、ゲラの最終チェック段階まで誤りに気づかず、そのまま通してしまいました。
印刷開始から約40分後、印刷部員が「岡田首相」になっているのに気づき、輪転機を止めて見出しを「岡田監督」に修正して印刷し直しましたが、既に販売店への新聞の発送が始まっており、すべての新聞を差し替えるまでには至らず、発行部数10万5000部のうち、およそ半分の5万部について「岡田首相」のまま配達される結果となりました。
あす2日付1面に、お詫びと訂正を掲載します。
おおむね笑い話として捉えられているようですが、作り手から見ると明日は我が身の冷や汗ものですね...。「人の振り見てわが振り直せ」としたいものです。
追記:Twitter上でも
おわびつぶやきが出ています。こちらの対応は
「他山の石」参考にしたいものです。
追記2:そういえばカメルーン戦直後に岡田監督バッシングを謝ろう、ということで#okachan_sorryというハッシュタグもありましたね。そーり!そーり!アイムソーリー!ですね。