nanairoy’s diary

欠けた月の黒いところ♪

「依存」の反対は「自立」ではなく「自分らしく生きる」

 

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今は別居をしている夫が

プロポーズの時に言ったこと…

 

「僕が◯◯ちゃんを幸せにする」

 

私はその言葉を信じて

彼と結婚しました。

 

今思うと、

 

私はその言葉に

ずっと「依存」していたのだろう

と思います。

 

残念ながら

結婚生活はうまくいきませんでした。

 

 

 

広辞苑によると

「依存」とは

 

他のものをたよりとして存在すること

 

とあります。

 

一方、「依存」の対語と言われる

「自立」とは

 

他の援助や支配を受けず

自分の力で判断したり身を立てたりすること

 

だそうです。

 

 

いつまでも親に「依存」していてはダメ

子どもを「自立」させるにはどうすればよいか

 

子育ても、子どもの自立をどう促すか

が大切だとよく言われます。

 

 

 

一般的に言われる依存や中毒とは

 

アルコールや薬物

 

買い物依存、恋愛中毒

 

ゲームやスマホ依存

 

仕事中毒 

 

 

食べ物で言えば

 

甘い物や小麦製品

 

乳製品や精製された油

 

も、脳の快楽報酬系に入り

中毒になるのだそうです。

 

 

このように

依存症には様々なものがあり

スマホ依存や仕事中毒

食べ物の中毒などは

無自覚なことも多いように思います。

 

 

あなたが居なければダメ

これがないとダメ

あれがないとダメ

 

など

 

何かに頼らないと

私は生きていけない

 

という

 

不安や恐怖や恐れで

心がいっぱいになると

つい自分を見失ってしまう。

 

だから何かに没頭することで

自分の弱さ辛さを緩和するために

中毒、依存に走る。

 

 

見捨てられないために

何かをやる。

 

愛されるために

自分を押し殺して我慢する。

 

といったように

 

自分の意思や

自分の本当の気持ちを無視する。

 

 

また、純粋に

恋人や結婚相手を支えたい

助けたいと思うことは

素晴らしいことではありますが

 

相手の役に立っていないと

落ち着かない

心配になる

無力感を感じる

のであれば

 

それは

人を支える、助けることに依存している

「パートナー依存症」

かもしれません。

 

 

パートナーの状況と自分の苦しみを

重ねてしまう。

 

あなたはあなた

私は私

という境界線が引けていない

ことになります。

 

 

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私は自分の足で立っている

私は自分の力で生きている

 

これは何も

 

人に頼らずとも生きていける

人の助けなどいらない

 

ということと同義ではありません。

 

 

一般的に「自立」の反対語は「依存」

だと言われますが

 

人間は

物であったり人であったり

様々なものに依存しないと

生きていけない部分もあります。

 

人は誰もが不完全で

弱さを抱えた存在であり

生きていれば失敗や挫折はつきもの。

 

自分の弱さやポンコツな部分

自分が苦手なこと

出来ないことを認めて受け入れて

 

出来ない部分は出来る人に頼り

 

自分が出来ることで他者を助け

互いに補完し合う。

 

それによって1+1が

10にも100にも

なったりする。

 

 

本当の自立とは

ダメな自分を受け入れた上で

他者を頼り

助け合いながら

自分らしさを発揮していくこと

なのだと思います。

 

 

まずはどんな自分も否定せず

受け入れる。

 

 

それによって

本当の自分

自分らしさをさらけ出し

1人で生きる覚悟が出来る。

 

 

1人の時間を過ごし

自分の感情を感じ切る。

 

自分のやりたいことをやり

行きたいところへ行き

1人の時間を充実させる。

 

自分のやりたいことが

思いつかない場合は

 

子どもの頃の自分が

どんなことをしている時

一番楽しかったか

心がワクワクしたか

 

自分自身の原風景を思い出し

それをやってみる。

 

 

「依存を減らす」ではなく

「自分の時間を増やす」こと

 

 

「依存症」の対極は「1人の時間」

 

 

1人の時間に自分の感情と

正面から向き合い受け入れ

自分らしく生きることができた時

他者と助け合い支え合う時間が

何より幸福な時間に

なるのかもしれません。

 

 

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今日もお読みいただき、ありがとうございます💓

 

 

 

 

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