時系列データがダウンロードできる証券会社は? みんかぶ編集室 2021.10.29 株の豆知識 ひとこと解説 みんかぶなどの株式情報サイトで閲覧可能SBI証券や楽天証券の取引ソフトを利用するとCSV形式での時系列データがダウンロード可能 詳しく解説 株価の時系列データとは、日々変動する株価の始値や終値、高値や安値などを定期的に記録したものを指します。株価時系列データには、日足(日毎のデータ)や週足(週毎のデータ)、年足(年毎のデータ)など様々な種類があります。 例えば皆さんがいつも見ている「株価チャート」もこの時系列データを元に作成されています。 しかし、株価の変動、割高割安の判断をチャート上の「なんとなく」の判断ではなく、きちんとした数値で検討したいなどと考える方もいらっしゃることでしょう。 他にも株価同士の相関関係を計算したり、値動きにどのような特徴のある株なのか学習するなど、時系列データを利用することで、今後の投資判断の精度を向上させることも可能です。 しかし、肝心の時系列データの入手方法が分からないという悩みを抱えてはいませんか?実は、株価時系列データは無料かつ簡単に取得することが可能です。 それでは具体的にどのように取得するのか、2つの方法についてご紹介していきます! 目次みんかぶなどの株式情報サイトを利用証券会社の取引ソフトを利用する みんかぶなどの株式情報サイトを利用 最も簡単な株価時系列データの取得方法としては、みんかぶなどの株式情報サイトを利用することです。このサイトを利用すると株価の始値や終値だけでなく、PERや出来高などバリュエーション、市況に関する様々な情報の時系列データを閲覧、取得することができます。 株価の推移だけでなく、配当利回り、PSRのなどの推移も閲覧できるのはすぐに投資判断に活かすことができ、嬉しい機能ですね。 例えばみんかぶ(サンプル銘柄:トヨタ自動車)を例に用いるとこのような形で時系列のデータが閲覧ができます。 取得方法としては、表を選択しコピー、そのままExcelなどの表計算ソフトに貼り付けるだけです。手軽に時系列のデータを入手することができますから、初心者の方におすすめです。 証券会社の取引ソフトを利用する 実は証券会社の提供するソフトを利用すれば手軽にcsvファイルの形式で時系列データをダウンロードすることも可能になっています。ここでは証券会社の中でもユーザーが特に多い「SBI証券」と「楽天証券」の場合についてご紹介していきます。 まず、SBI証券では、HYPER SBIというSBI証券が提供する取引ソフトを利用することでダウンロードが可能です。これまで、HYPER SBIについては条件を満たしていない場合だと月額利用料を支払う必要がありましたが、2021/10/2(土)より待望の無料化が実現しました。 詳しいダウンロード方法についてはHPに記載がありましたのでそちらをご確認ください。 時系列データを確認/ダウンロードする|HYPER SBI 操作ガイド|SBI証券 次に、楽天証券では、Marketspeedという無料で提供されているソフトの利用でダウンロードすることができます。逆日歩発生状況や株の貸借比率、期間指定の機能などより高度なデータを取得する事が可能のようです。 詳しいダウンロード方法についてはHPに記載がありましたのでそちらをご確認ください。 時系列情報 | マーケットスピードオンラインヘルプ まとめ 今回はみんかぶなどの株式情報サイトから取得する方法と証券会社の取引ソフトを利用してダウンロードする2つの方法についてご紹介しました。 取得できるデータの違いや手軽さなどから、みんかぶの時系列データを利用するのか、証券会社の取引ソフトを利用するのか目的に応じて使い分けると良いでしょう。