ツキノワグマ
ツキノワグマ
ツキノワグマとヒグマの違い
ニホンツキノワグマの展示場
ニホンツキノワグマ
ネットをしているとYahoo!の知恵袋などで、「ツキノワグマとヒグマの違いや特徴について教えてください!)の質問をよく目にします。
ツキノワグマ(月の輪熊)とヒグマの違いや特徴って、誰でも興味があるみたいですね!
国内にいるツキノワグマは、日本全国に広く生息していると発表されていますが、実際には九州には生息していないか絶滅したと言われています。
そして、ヒグマは北海道にだけ生息しているクマということで知られています。
ツキノワグマの毛色は黒くて、胸にV字形の白い模様があるのが特徴で、全長は100~140cmくらい、体重は40~13キロ程ありますがオスの方がやや大型です。
ツキノワグマは基本的に夜行性ですが昼間に行動することもあり、4~5月の間に冬眠に入ります。
ツキノワグマは落葉広葉樹の森に生息していて雑食性で、ドングリや栗、そしてヤマブドウやアケビなどの果物などの植物を主に食べて暮らしています。
そのほかには木登りや泳ぎがとても上手なのが特徴です。
ヒグマの特徴ですが、毛色は褐色から黒色までいろいろあり、全長はオスが約190~230cm、メスが約160~180cm位で、体重はオスが150キロ~300キロ、メスは100キロから150キロにもなり、メスはオスよりも一回り小さいです。
ヒグマは主に朝と夜に食べ物を探すために行動し、雑食でサケやマスなどの魚類や、シカ、イノシシ、木の実、果物等、栄養のあるものは何でも食べます。
そして、10~12月頃になると冬眠に入ります。
ヒグマはツキノワグマと同じように泳ぎがとても上手ですが、大人にになると体重が重くなるので木登りはほとんどしなくなるようです。
山の中でクマと偶然遭遇したときのために、対処法(遭遇しないための対策)を書いてみました!
1. もしもクマに襲われたときのために、武器(なた等)を持って歩く
2. 音の出る鈴などを携帯したり、常時声を出しながら歩く
3. 周囲を充分に注意しながら、ゆっくりと歩く
4. もし熊に出会ってしまったら(20m~30m以上距離がある場合)、熊の様子を窺いなが静かに離れる
5. 距離が10数m以内しかない場合は、その場に立ち止まって話しかけながら徐々に熊から離れる
6. すぐ近くに登れる木があれば高いところまで登り、襲ってきたら必死になって鉈(なた)で熊の身体をたたく
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おやつを食べるニホンツキノワグマ
ニホンツキノワグマは、初夏になると落ち着かなくなってきます
のんびりと暮らしているツキノワグマ
ツキノワグマ
よこはま動物園ズーラシアの日本の山里のゾーン、ツキノワグマ展示場では、タイチ(20歳、オス)とユキ(13歳、メス)がのんびりと暮らしています。
いつもはのんびりと暮らしているツキノワグマたちなのですが、春から初夏になるとタイチ君は落ち着かなくなってきて、ユキちゃんに寄り添いはじめます。
今の季節は、お互いに干渉することがなくのんびりと仲良く暮らしています。
この写真はタイチ君、それともユキちゃん、どちらなのでしょうか?
足の裏が痒かったようですね!
それにしてもおかしな格好をしていますね~。
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ツキノワグマは雑食性の動物です
ニホンツキノワグマ
ニホンツキノワグマは北海道に生息する肉食のヒグマと比較されますが、雑食性の動物でドングリなどの木の実やミツバチ・アリなども食べるようです。
10年ほど前、10月下旬に奥秩父の山に「国師岳(こくしだけ)山梨県にある標高2591mの山」登山の折、林道を歩いていて、偶然50mほど前をツキノワグマの親子が横断しているところに遭遇しました。
突然のことだったのですが、赤ちゃん小熊(コグマ)を連れて歩いている様子がほほえましく感じて、あまり怖いとは思わなかった記憶があります。
ツキノワグマの親子たちは、こちらに気をとられることなく横断していき何事もなかったのですが、静かに見とれていたのでよかったのかもしれませんね~。
カメラを構えて眺めていたら、私に興味を持ったのかしばらく立ち止まってポーズをとってくれました。
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ズーラシアの生活に慣れたツキノワグマ
ツキノワグマ
よこはま動物園ズーラシアではニホンツキノワグマが飼育展示されていますが、今年は本州の各地でニホンツキノワグマが人里にやってきて、大きな騒動になっています。
埼玉では人間に遭遇して驚いた子グマが神社のスギ(高さ約20メートル)に登っているのを保護されたそうです。
住んでいる山に食べ物がなくなってきているのだと思いますが、人に害を与えなければ小熊(子グマ)はとっても可愛いですよね~。
その点ズーラシアのニホンツキノワグマは、いつも決まった時間においしい食べ物を与えてもらえるので安心して生活できます。
ニホンツキノワグマたちも、本当は野生に帰って大自然の中でのびのびとした生活をしたいと思っているのかも知れませんね!
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