2024/12/29 古本雑記 2024年の古書市購入まとめ 今年のブログ書き収めということで、2024年は古書市をどのくらい回ってどのくらい買ったのかをまとめておきたい。なお、私はエクセルの関数をどうこうするレベルが赤ちゃんなので多少ズレがあるかと思う。ご容赦いただけば幸い。また、購入平均冊数に関しては〈初日も行ったけど二日目も行った〉とかも含めて計算してるため、参考程度という感じで一つ。 以下、行った回数順の一覧。 回数 ― 累計購入冊数(平均購... 続きを読む
2024/12/28 古本雑記 好書会(初日) ― 今年の高円寺〆 いよいよ2024年最後の古書市である(※1)。 最後だからなんだ一週間後には同所で杉並書友会だぞと言われるとアレだけども、年が変わるとなるとやはり一区切り感が強い。昨年から確定申告もしているので(※2)なおさらである。……確定申告したくねえなあ…………したくねえなあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ということで、好書会の初日に行... 続きを読む
2024/12/27 古本雑記 下町書友会(初日) ― 今年の神田〆 インフルエンザ感染者数が早くも今季ピークを迎えつつあるらしい。 私のような独身モヤシ零細個人事業主など罹ったらあらゆる面で終焉へと直結するため、できる予防はしつつ後は神にでも祈るよりほかない。……社会人時代、【インフルに感染⇒しばらくして別の型のインフルに感染】ってフルコンボだドンな先輩がいたなあ。二度と会うこともあるまいが、元気にしているだろうか。 不可視のウイルスに怯えつつ電車に乗り、神田は下町... 続きを読む
2024/12/26 古本雑記 資料紹介 ― 第一東京市立中学校同窓生会誌『風鳥 第四号』 年末大掃除、というほど気張ってのものではないが書庫の整理をしていた。 でまあ、大体の本は「これはどこそこで買ったもんだな」と案外に覚えているものながら、中には「えーと、君はどこの誰?」みたいなのも発掘されるわけで。 そんな中から今日は『風鳥 第四号』(非売品/1994)を紹介してみたい。本ブログに幾度か書いているように、【○○会が発行した冊子】みたいなのは何の集まりか書かれていないことがちょいちょいある。... 続きを読む
2024/12/24 古書目録 【古書目録62】『国鉄労働組合等資料一括』1980年代資料中心(※一部90年含む) 今日はクリスマスイブである。 厳密にはクリスマスイブは12月24日の日没以降を指すらしいが、細かいことはよろしい。なんとなれば、そんな世間のイベントとまったく関係のない販促記事ゆえ。 いやぶっちゃけた話、「クリスマスイブだから、予定がある風にブログの更新はしないでおこうかな」という痛々しい心持ちでいたのだが、書庫を漁っていたら遠い昔に購入した一括資料を発見、出品するにせよとてもヤフオクの画像欄に収まり... 続きを読む
2024/12/23 古本雑記 芥川龍之介『羅生門』(新潮社/1920改刻再版)について 今回はこの間の均一まつりで購入した『羅生門』についてツラツラと書いていく……前に、ダラダラと自分語りをしてみよう。 本ブログでも何度か書いているが、私は高校教員の末席を汚していたことがある。担当科目は〈現代文〉。 いま諸々を思い返すとそれはもう赤面と噴飯のパレードで、当時の生徒さんたちに謝罪を要求されようものなら甘んじて額を床に擦りつける所存である。 端的にその罪を自白すれば、「俺は授業が上手いんだ... 続きを読む
2024/12/21 古本雑記 高円寺均一まつり(初日) ― 荒廃の世のエゴ以下略 高円寺には複数の均一古書市がある。 《大均一祭》は3日間開催で初日200円・二日目100円・最終三日目50円均一。 《高円寺均一古本フェスタ》はヴィンテージブックラボという古書市のスピンオフで、初日300円・最終二日目200円、一日のみの限定開催の場合は200円均一。ただしこちらは2024年に始まった催事なのでまだ概要を断定するには至らない感ある。 で、《高円寺均一まつり》は初日200円、最終二日目100円の均一。 なお本... 続きを読む
2024/12/20 古本雑記 ぐろりや会(初日)+五反田古書展(初日) ― 今年の五反田〆 街中の各店で、サンタ帽を被らされた店員さんが散見される季節がやってきた。 あの〈老いも若きもサンタ帽でプチコスプレ〉みたいな文化、見てて痛々しい気持ちになるのは自分だけだろうか。"せーの"で止めないか? というわけで、年の瀬の古書市巡りである。 以下雑感想。① @神田 神田到着は10時過ぎ。ぐろりや会ではいつものごとくで古書Rさんの棚に……行ったのだが既に人でいっぱいギュウギュウ詰め。空いたスペースに入り... 続きを読む
2024/12/19 古本雑記 浦和宿古本いち(初日) ― さいたま市立中央図書館を添えて 浦和宿古本いちの初日に行ってきた。 会場到着は9時30分頃で、普段であれば概ね開いている時間なのだが、今日は朝方降った雨(みぞれ?)により準備が押している模様。100円コーナーだけ覗き、一冊購入した。 『本屋さんのサラダ記念日』泰流社/1988「あとがき」によると、日販の新春市会で「本屋さんのサラダ記念日」と銘打ち短歌を募集、書店員やその家族等から多くの短歌が寄せられ、この本が出来上がったとのこと。 中身は本... 続きを読む
2024/12/18 古本雑記 旧蔵書あれこれ 恒例の買った時は気づかなかったシリーズ。 前回の書窓展で購入、本日ちょっと目を通そうかとパラパラ捲っていたところ、扉に蔵書印が押されているのに気がついた。見た時は「まさかね」とは思ったのだけれど、同棚から拾った別本を開いてみたら献呈署名+手紙が入っており、どうやら上画像の蔵書印は児童文化研究家の上笙一郎(2015年没)のもので間違いなさそう。そう言えば数年前、山崎朋子(※1959年に上笙一郎と結婚/2018年没)の... 続きを読む
2024/12/17 古本雑記 古本小ネタ集・2 今回は小ネタ集の2回目(※1)。小ネタを4つばかりつらつらと。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------① (∪^ω^)わんわんお! 出典は『独立守備歩兵第六大隊 第三中隊記念帖』(大正八年侍従武官御差遣記念/1919)。上の写真、犬とほとんどの人がカメラ目線だけど、数名別方向を見ての決め顔である。本ブログに5兆回くらい書いてるけど... 続きを読む