2024/12/20
ぐろりや会(初日)+五反田古書展(初日) ― 今年の五反田〆
街中の各店で、サンタ帽を被らされた店員さんが散見される季節がやってきた。
あの〈老いも若きもサンタ帽でプチコスプレ〉みたいな文化、見てて痛々しい気持ちになるのは自分だけだろうか。"せーの"で止めないか?
というわけで、年の瀬の古書市巡りである。
以下雑感想。
① @神田
神田到着は10時過ぎ。
ぐろりや会ではいつものごとくで古書Rさんの棚に……行ったのだが既に人でいっぱいギュウギュウ詰め。空いたスペースに入り込み手の届く範囲を見て離脱⇒他の棚を廻る⇒折を見て再び赴き空いたスペースに入って……を繰り返し、
② @神田
他にぐろりや会でのめっけものだと、K書店さんの棚で見つけたこちらがある。
地方で出た同人文芸雑誌って浜の真砂ほどありそうだけど、データ化ってどのくらいされてるんだろ。「欠本も多い」と巻頭に書かれてるものの、貴重な記録なのは間違いない。
③ @五反田
神田は1時間そこそこで離脱し、急ぎ五反田へ。
南部古書会館到着はお昼前くらい。
試しに幼稚舎のwiki見にいったら蔵書数は33,000冊あるそうで。すげー。
④ @五反田
これもガレージのAさんの棚より、
⑤ @五反田
2階会場ではSF同人誌『イスカーチェリ』が結構まとまって出ており「おー」となるなど。朝一はもっとあったりしたんだろうか。
個人的拾い物はSさんの棚より、
『投書の仕方と当選の秘訣』(実業之日本社/1922)。
『日本少年』の主筆と編集長による、投書で必ず当選するための技法の書(※1)。
云十年前に書いた修士論文が読者投稿に関するもんだったので、こういう本は今でも興味津々である。
今回の購入は全部で30点、7,600円分だった。
- ※1 なおこの本は国デジの個人向け送信サービスで読める。リンク先はこちら。