2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

私という病

中村うさぎの『私という病』(新潮文庫2008年(初出2006年))を読了しました。この本は、まるで平成の「取り乱しウーマン・リブ」(田中美津)です。お勧め。

48歳最後の日

今日は、私の48歳最後の日です。明日の大学入学式を準備するために、出校しました。

放射線量を可視化したサイト

http://microsievert.net/ (拡散希望)

休日

今日は、春休み最後の休日です。『サンデー毎日』を読んで憩いました。午後2時頃、母の肺ガン摘出手術が無事に終了したという電話が妹からあり、安心しました。

宗教と「疾病利得」

篠田寛一(1911−1988)の著作・『それでよろしいか』(道友社文庫(復刊シリーズ)、2011年(初出1962年))を読了しました。天理教では、布教体験記の名著とされています。終戦後の混乱期に、彼が中下層階級の病人(特に肺結核の患者)だけではなく「ならず…

子ども時代の統合

昨日、母が入院している京都日赤病院に見舞いに行った時に、かつて私の生家があった場所から約100Mのところに、森田療法の専門病院として知られる三聖病院があることに気が付きました。私の実家から約100Mのところには、天理教の大きな分教会があります。…

大震災と祭り

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260142.html?ref=rss より転載 伝統芸能や信仰、被災地支える 「絆を確かめたい」 東北地方の伝統や信仰が被災者たちの心の支えになっている。 「ジョイワナ、ジョイワナ」。黒光りする虎の面が激しく舞…

母の手術

今日は、母の肺ガン摘出手術について主治医の説明を聴くために、京都の日赤病院に出かけました。幸い、99・9%大丈夫、という説明でした。

ジェームズ・ディーンと性的虐待

精神科医の岡田尊司さんは、俳優のジェームズ・ディーンの場合を「危険なスリルを求める」ことを特徴とする「反社会性の傾向に境界性パーソナリティ障害が合併したケース」に分類しています(岡田尊司『境界性パーソナリティ障害』幻冬舎新書、2009年、pp.16…

Facebook

今日は、Facebookで旧知の人たちとまとめて「友達」になりました。実名検索は、ある意味では確かに便利です。

春休み最後の週末

今年から、文科省の方針で授業回数が1学期に15回となったので、4月に入るとすぐ授業が始まります。従って、今日明日が春休み最後の週末です。

「男の娘」または「男性の女性性」の公認

Wikipedia「男の娘」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%A8%98 より引用 男の娘(おとこのこ)とは、狭義においては、男の子でありながら女の子にしか見えない容姿や性格を持つ少年のことを指し、広義においては前述のような少年が女の子…

休日

今日は給料日でした。お休みにして、『サンデー毎日』を読んで憩いました。

高橋留美子論

ここでは、現代日本を代表する漫画家のひとりである高橋留美子(1957-)のラヴ・コメディ漫画を論じることにしたい。現代日本で50歳以下の人、特に若い世代の人間で、高橋留美子のラヴ・コメディ漫画に全く触れたことのない人は珍しいだろう。 イギリス文学…

出校

今日は、注文しておいた本を受け取るために出校しました。

みんな「障碍者」

私は、「お前のアニキ(熊田註;ダウン症の患者)、アホだな」と言われても、その「アホ」に愛情さえこもっていれば全く腹は立ちません。むしろ、「そうだ、おれのアニキはアホだ」と答えるでしょう。しかし、「お前のアニキ、障害者だな」と言われると、邪…

大島弓子『ダリアの帯』

http://blog.livedoor.jp/chloe_chloe_chloe/archives/cat_50010832.html より転載 大島弓子は思春期特有の女子の過剰な自意識、過剰な自意識ゆえに揺らぐ気持ちに ここまで都合よい男がいるのか!?ってぐらい、この頃の「私って変なのよ!私のことなんか誰…

パーソナリティ障害と実存主義

境界性人格障害などの人格障害の増加は、こうした実存主義的な価値観の浸透とリンクした現象に思える。また、実存主義的な価値観が、現代人の自己愛的な精神構造とうまくマッチし、互いを強化し、人格障害的な行動様式を促進していると考えられる。かつては…

緊急アピール/賛同求む

(以下、転送・転載希望) - 日本語 http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/642eb94c8a0f6b3b9a81f3a218ea6b6a 英語 http://blog.goo.ne.jp/rc-net/e/2bb1712be91b4bd46ba4e272a7826428 (緊急アピール)災害時性暴力被害への対策を求めます 2011年3月11日、東北地…

「疑似仲間」としての血縁ー「上野 VS 内田」論争について

http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/bcf6850b3a1a3547ddda300aa23e00d7 より転載 上野千鶴子 VS 内田樹/週刊ポスト/ベストセラー「おひとりさまの老後」をめぐって わたしの考えるネットワークはそれとはまったくちがっている。同じく「中間集団が必要」…

時事報道番組

今日は日曜日なので、時事報道番組を視ました。

迎えるか返すかはわたしが決める

アマゾンの先住民の生活を撮影したNHK-DVD『ヤノマミー奥アマゾン、原初の森に生きるー』(2010年)を視ました。ヤノマミ(「人間」という意味)社会では、出産後、赤ん坊を抱き上げて「人間」として迎えるか、殺して「精霊」のまま「天」に返すかどちらを選…

出校

今日は、大学図書館から本を借り出すべく、出校しました。岡田尊司さんの本を集中的に借り出しました。『悲しみの子どもたちー罪と病を背負ってー』(集英社新書、2005年)を読了しました。理論面には多くの疑問をもちましたが、本の中で紹介されていた医療…

WARP(元気回復行動プラン)

http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201103160046.html より転載 心の健康、自分で管理 米国発の手法に脚光 自分はいつ、どんな状況で気分が落ち込むのか。それを書き出し、あらかじめ対処法を決めておく。そんな心の自己管理法が、県内で注目を集…

マンガ大賞決定

2011年度のマンガ大賞は、羽海野チカさんの『3月のライオン』に贈られることになりました。近年まれに見る優れたマンガ作品ですから、しごく順当な選考だと思います。

二度寝

春休み中、夜12時過ぎに寝て、朝7時にいったん起きるものの、その後二度寝をするようになってきました。4月からの新学期に向けて、生活リズムを立て直す必要があります。

「聴きだすけ」について

先輩布教者の経験から生まれた言葉に「聴きだすけ」というものがある。徹底して聴き、心の痛みを共感する中から事態が見えてくるのである。相手も思いの丈を話すことで、心の重荷を幾分か降ろせる場合もある。 そして事態が見えてきたら、次の段階として、目…

パーソナリティ障害

反社会性にしても依存性や回避性のパーソナリティ障害にしても、一見正反対の特徴を有しているように見えるが、全てのタイプのパーソナリティ障害には共通しているところがあり、その共通部分を知ることは、健全なパーソナリティと不健全なパーソナリティを…

卒業式

今日は大学の卒業式で、白のネクタイを締めました。

「アース」としての超越者

(前略)聴くことはかならずしもすべてのことばをきちんと受けとめ、こころに蓄えるということではない。あまりにもきちんと聴き、一言一句に対応されると、かえって胸が詰まってしまうときがある。ある研修会で精神科の医師からうかがったことだが、ことば…