満月を浴びる
2009年 01月 03日
あぁ,本も読めなくなってしまったんだ・・・
と,さっきまで意気消沈していたわたし。
本が読めないこと,パソコンを開く元気がないこと,
出来ないことばっかり考えてしまって,なおさら
苦しくなってくる。
でも,たぶん,この考え方はどこか筋違いで・・・
読める本はないかと考えてみた。
山尾三省さんの詩集を思いつく。
雨夜
森の中の 一月の 雨の夜でも
満月の夜は
ほのかに明かるい
山の形が見えるし
杉木立も黒々と 不思議な塔のようだ
夜の全体が
雨の音とともに ほのかに歌っているし
満月を浴びているのだ
森の中の 一月の 雨の夜でも
その 千古のダルマ(法)を浴びて
人類というものが 恢復してゆくのだ
山尾三省 『親和力』 くだかけ社
「恢復」ということば。
神々しいような。
わたしの日々のつまらない,でも生きるには欠かせない
仕事のこと,からだのことが,どんなにちっぽけなことか,
そう言い聞かせてみる。
本が読めないことがそんなに大変なことなのか・・・
そう,とっても大変なこと。
頭が働かないと,仕事が出来ない。
でも,それが大変なことでありつつ,なんでもないことに
なるように,そう祈りたい。
一月の夜。
と,さっきまで意気消沈していたわたし。
本が読めないこと,パソコンを開く元気がないこと,
出来ないことばっかり考えてしまって,なおさら
苦しくなってくる。
でも,たぶん,この考え方はどこか筋違いで・・・
読める本はないかと考えてみた。
山尾三省さんの詩集を思いつく。
雨夜
森の中の 一月の 雨の夜でも
満月の夜は
ほのかに明かるい
山の形が見えるし
杉木立も黒々と 不思議な塔のようだ
夜の全体が
雨の音とともに ほのかに歌っているし
満月を浴びているのだ
森の中の 一月の 雨の夜でも
その 千古のダルマ(法)を浴びて
人類というものが 恢復してゆくのだ
山尾三省 『親和力』 くだかけ社
「恢復」ということば。
神々しいような。
わたしの日々のつまらない,でも生きるには欠かせない
仕事のこと,からだのことが,どんなにちっぽけなことか,
そう言い聞かせてみる。
本が読めないことがそんなに大変なことなのか・・・
そう,とっても大変なこと。
頭が働かないと,仕事が出来ない。
でも,それが大変なことでありつつ,なんでもないことに
なるように,そう祈りたい。
一月の夜。
by KATEK
| 2009-01-03 20:51