半音階のうつろい katek.exblog.jp

どこにいっても，ケーキ・ケーキ・ケーキ。
わたしに目もケーキを見てばかりだけれど，どこかで変だって声がする。
自分じゃないような，夢を見ているような・・・
街行く人たちが，駅に集まる人たちが，みんなよだれをたらして
だらしなくうつろな目で歩いている・・・

これはきっと私自身の姿だろう。

「おなかいっぱい」って幸せの一つの条件だと思ってきたかも。
でも，おなかがいっぱいだと，からだは気持ちいいなんていってくれない。
ちょうどいい食べかた・食べる量ってあるんだよね。

消費癖がついてしまったこのからだ。（からだの燃焼率は下がっているけど）
この気持ち。

クリスマスイブなんていってもちっともうれしくない。

意味は自分でつけなきゃね。

ごてごてしたケーキよりシュトーレンのほうがずっとシンプル。
こういうシンプルさのほうがいいな。
なんて思った一日でした。

ところで
ついでに，さきまで「ロード・オブ・ザ・リング」をテレビでちらちらみていた
けれど，戦いの多さに疲れてしまった。
ずいぶん前に読んだ原書は，こうじゃなかった気がする。
戦いはむしろ心の中の葛藤。じゃなかったかな。
あるいはスメアゴルとフロドの。
ともかく戦闘場面はもういやだ。
テレビを消した。
音楽でも聞こうか。