半音階のうつろい katek.exblog.jp

今日いいことを聞いてきた。

金さん・銀さんのことは，たいていの人が覚えていることだろう。
１００歳を超えて，ニコニコしながら全国各地を回ったあのおばあさん二人。
金さんか銀さんのどちらかはよくわからないが，
ともかくどちらかは，８０歳をすぎていた頃には，認知症でからだも動かせ
なかったんだそうだ。
けれど，１００歳いのころのあの二人は元気だった。
なぜ？

寝たきりに近いおばあさんの足をを，家族の人たちみんなで，かわるがわる
動かして，歩いているような動きをさせてあげたんだそうだ。
まずは足首を，そしてひざ下を，最後に太ももをという具合に
丁寧に動かしていく。毎日毎日。
そうしたら，少しづつ，からだが動くようになり，言葉が出てきて，そんなときに
ちょうどテレビでとりあげられ，それがまた刺激になってさらによい方向に
回復していったんだとか。

つまり，何が言いたいか。
家族の愛情もそうだけれど，それはおいといて，関節の動きは
脳につながっているということなんだ。
特に足とあご。
だから，からだが不自由になったりしたときは，動かせる関節をともかく
動かすこと，できれば，足の指・太もも・あごがいい。
脳に一番直結しているから。
脳の血流を良くする最適な方法だ。

わたしも，手術してからだがあまり動かせなくなったら，元の木阿弥に
ならないかと心配していたけれど，まず，ガムをかんで頭をしっかりさせ
足をパタパタ動かせばいいのだとわかって，少し安心。

それに今の手術は，３日もしたら，患部が痛くても歩かされるそうだ。
それのほうが癒着も防げるし，ホルモンバランスや自律神経にもいいという。
よーしっ。ガンバルゾー。

それと，このことはさっそく父と母に教えてあげないと。
最近動かなくなってきているようだし，話もあまりしていないようだから。

そう。
最近流行の，朗読も，結局からだの動きの面から説明すれば，
顎関節を動かしているっていうことだから，頭を刺激していることになる。
カラオケで歌を歌って発散，も同じこと。
いろんな方法で，あごを動かそうっと。

スポーツジムで運動する前に，ウォーミングアップとしてガムをかむこと，
ガムをかみながら歩いたりすることもいいという。
そしてなんと，運動後にガムをかんでいると，その間運動効果が持続する
というのだから，甘い話だ。

中国の太極拳に顔を動かすというのがあるらしい。（太極拳だっけ？）
口や目，舌を動かす。
これもいいんだな。

ちょっとの動きがからだに大きく影響するというのが不思議なのだ。
人間ってやっぱりすごい！