半音階のうつろい katek.exblog.jp

今日２度目。

『グローバリゼーションを擁護する』の９章まできた。
だんだんわかってきたこととわからなくなってきたことと
勉強ってこうだから楽しいんだけれど，反対に答えもほしく
なってしまうから，困ったもんだ。

まえに，リッツァの『マクドナルド化する社会』を読んだときは
文化を破壊するグローバリゼーションなんて思っていたけれど
今は，文化って何だってところにまできてしまった。

政治と経済と文化と，全部一緒くたにして語ってはいけない
気がしてきた。
（というより今までの私は一緒くたにしてきた）

経済の求めることは，文化破壊でもない。希少資源をどう分配
していくか。
それを妨げる政治的取引。
そんなことを分けていかなければと思う。

今テレビで税金の問題を取り上げているが，
「市民」の意見ばかり聞いてもあまり先に進まないのでは？
争点がぐちゃぐちゃだ。
それこそ税金をどう分配するかの問題が根底にあるのだから。
小さな国家というのが現実に存在するのか？
それなのに，小泉政権は小さな国家とばかりいっている。
なんだかよくわからない。
だって彼はもっと強権が欲しいわけだから，
禁欲的な夜警国家とは方向が違うのでは？
うーん。
わたしもごちゃごちゃしてきた。

地産地消はどうなの？

また続きは今度。