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ドクンドクン。細胞分裂のようにめまぐるしく体の色を変化させるイカの皮膚映像

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 イカの皮膚には色素細胞がたくさん並んでおり、精神状態や周囲の環境によって体色を自在に変化させる。しかもその変化は瞬く間に高速で行われるそうだ。

 この映像は釣り上げたばかりの新鮮なアオリイカをさばこうとしたら、イカが興奮し体の色を変化させていった時のもの。黒や茶色のインクの染みのような色素細胞が、まるで分裂増殖するかのようにうごめいているのが確認できる。

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ソース:アオリイカの皮膚 Squid Skin – YouTube

WASHIZUさんよりメールにてタレコミいただきました。THX!

 イカやタコには色素胞と呼ばれる器官があって、オモクロームという褐色や黄色、赤色の色素を含んでいる。色素胞は筋肉細胞に付着しており、筋の収縮・弛緩に伴ってその表面積が拡大・縮小するので、瞬時に体色を変えることができるのだそうだ。

 緊張したり興奮すると、色素がうにょうにょ動くのはこの為なんだね。ちなみに弱ってくると白っぽくなってしまうのは筋が弛緩してしまい、徐々に動かす力を失ってしまうからだそうだ。

 こちらの映像は、ヤリイカの体色の変化をクラッシック音楽で優雅に堪能する?というもの。モダンアート作品を見ているかのようでクセになりそうな気分。

Dancing Chromatophores of the squid, Loligo pealeii – YouTube

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この記事へのコメント 25件

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  1. どんな風にイメージして模様を変化させてんだろ
    自分に無い器官だと想像もつかん

  2. こんな能力を手に入れたばかりに寿命が一年きっかりになってしまったのか?イカは.関係ないか.

  3. を”を”を”を”を”・・・
    バルモたん、これは【グロ注意】の警告が必要だぞ。
    昔から密集した爪楊枝の頭とか苦手なんだよねぇ。
    もみ上げの辺りの毛が逆立つ感じ。
    でも、にゅる系は大好物です。

  4. 蓮コラに近いものがあるよねw少し離れたウニウニ感がなんとも・・・

  5. 死んだ後もずっとこの細胞だけは動き続けてるよな
    そのまま放置して一体どれだけの時間動き続けるのかが気になる 

  6. 夜だと発光もするんだぜ
    そろそろ春イカの季節だぜ
    今年も2キロオーバー連発だぜ

  7. 水族館のイカも、良く見るとオーロラの早回しみたいに体色変えてるよね。捕食時のハナイカには感動した。

  8. 人間の皮膚もこうなってればいいのに
    人種問題も改善するし真っ黒にすればUVカット
    もっとドットが細かければキモくないお

  9. と云う事はあの娘は死にかけ・・・いやなんでもない
    生のイカにはアニサキスがいるから気をつけてね
    普段食べているイカそうめんや刺身は、瞬間冷凍で寄生虫も死滅している。
    漁師は薄く切って沸騰水にくぐらせて食べるそうな。

  10. 気持ち悪いのもあるんだが、
    降り落ちる雨の波紋を見続けているような、安らぎも感じるな。

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