格安SIMの料金別の選び方と定額プラン、段階制、チャージ式の違い

格安SIMの料金別の選び方と定額プラン、段階制、チャージ式の違いを説明します。

格安SIMを選ぶ人の毎月のスマホ料金は、6割は月1000円前後、4割は月2000円〜4000円です。

格安SIMの料金別の選び方

格安SIMの料金プランは、定額プラン、段階制、チャージ式の3タイプがあります。

定額プランは毎月決まったデータ量が使えるプランで、毎月の料金も決まっています。

段階制は使ったデータ量に応じて料金が変わります。チャージ式はデータをチャージするごとに料金がかかります。

適当に選ぶと自分には合わない料金プランになったりするので、格安SIMの料金プランは月額料金、データ量、速度、キャンペーン、かけ放題オプションを考慮して選びます。

格安SIMの管理人の比較&口コミサイト2024年12月(毎日更新)

スマホ用は通話SIMを選ぶ

格安SIMには通話SIMとデータSIMがあります。

通話SIMは070/080/090などの携帯電話番号で電話ができる格安SIMです。スマホで使う場合は通話SIMを選びます。格安SIMを選ぶ人の7割くらいは通話SIMです。

データSIMはデータ通信専用プランです。ネットは使えますが、電話は使えません。電話が使えないので通話SIMより月額料金が少し安くなる場合があります。

格安SIMの通話SIMとデータSIMの違いは?携帯番号と緊急通報

楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイル、ahamo、irumo、LINEMO、povo2.0などは通話SIMのみを提供しています。

実際には楽天モバイルはデータタイプ、ワイモバイルはシェアプランのデータ専用SIMがありますが、存在感が薄いので、基本的には無いものとして考えてください。

※ 通話SIM = 音声SIM、音声通話SIM、音声通話機能付きSIM、音声対応SIM、デュアルタイプなど全て同じ意味です。

長電話をよくする人は要注意

格安SIMの一般的な料金は月0円〜3278円です。

ただし、スマホで電話をよくかける場合は、格安SIMを選んでも30秒22円の通話料金で高額になる場合があります(最近は30秒11円が増えています)。

そんな場合は時間無制限のかけ放題と10分かけ放題が有用です。

長電話は時間無制限のかけ放題オプションが必須

ほとんど全ての格安SIMは10分かけ放題のオプションがありますが、時間無制限のかけ放題オプションを提供している格安SIMは半数くらいです。

時間無制限のかけ放題があるのは、UQモバイルワイモバイル楽天モバイル、IIJmio、mineo、ahamo、irumo、povo2.0、LINEMO、日本通信SIMなどです。

このうち楽天モバイルは長電話用には通話品質が不安定ですが、通話料金は無料です。

短めの電話は、半額電話や10分かけ放題で十分

総務省の調査によると、1回の通話時間の平均は2分44秒です。

10分かけ放題オプションに加入すれば、月700円程度で1回10分までの通話が無料でかけ放題です。通話料金を節約する方法は下記にまとめているので参考にしてみてください。

格安SIMの通話料金を節約する方法、知らないと料金2倍以上

定額プラン、段階制、チャージ式の違い

格安SIMの料金プランは、定額プラン、段階制、チャージ式に分けることができます。

定額プラン

定額プランは一般的な格安SIMの料金プランです。契約時に毎月使うデータ容量を選びます。

毎月支払う料金は変わりません。定額です。(通話料金は別途かかります)

データ容量の範囲で高速データ通信でネットが使えます。月中にデータを使い切ると速度がすごく遅くなり、使い勝手が悪くなります。

必要に応じでデータをチャージできますが、ほとんどの人は我慢します。毎月データが足りなくなる場合は、データ容量の大きなものに変更します。

定額プランでも月1GB以下の場合に安くなる格安SIMもある

定額プランでも実際に使ったデータ量が月1GB以下の場合は、月額料金が安くなる格安SIMもあります。

UQモバイル
15GBプランの通常料金は月3,278円ですが、実際に使ったデータ量が月1GB以下の場合は2090円になります。

ワイモバイル
20GBプランの通常料金は月3828円ですが、実際に使ったデータ量が月1GB以下の場合は2728円になります。

定額プランと段階制プランのハイブリッドのようなプランですが、月1GBの料金が高すぎるので、この手のハイブリッド型のプランは無視した方が良いです。

段階制プラン(従量制プラン)

段階制プラン(従量制プラン)は、使ったデータ量に応じて料金が変わる料金プランです。

段階制プランを提供している格安SIMは、楽天モバイル日本通信SIMLINEMO、HISモバイル、エキサイトモバイルなどです。数は多くないです。

データ残量を気にせず使えます。使いすぎる心配はありますが、格安SIMの料金は安いので大したことにはなりません。日本通信だと使える最大データ量を設定できます。

チャージ式プラン

チャージ式プランとは、事前にデータ容量を購入してチャージして使うタイプの料金プランです。

チャージ式プランを提供している格安SIMは、povo2.0だけです。チャージなしだと基本料金は0円ですが、実測60kbpsの超遅い速度です。

例えば3GB990円をチャージすると、3GBの範囲内で高速データ通信で30日使えます。3GBを使い切るか、チャージしてから30日を超えると速度が再び超遅くなります。

料金プランの選び方

月額料金、データ量、速度、キャンペーン、かけ放題から選ぶ

格安SIMの料金プランを選ぶポイントは、①月額料金、②データ量、③速度、④キャンペーン、⑤かけ放題オプションです。

①月額料金;6割は月1000円前後の料金プラン、残りは月2000円以上の料金プランを選んでいます。

データ量:全体の5割は月3GB以下のプラン、3割は3GB超〜10GB以下、残りの2割が10GBを超えるプランを選んでいます。

速度ランキング 格安SIMによって実際の速度が大きく変わります。スマホの使い勝手を重視する場合は、速度ランキングを参考にしてみてください。

キャンペーン:キャッシュバックや月額割引などでお得に使えるキャンペーンがあります。キャンペーンをしていないところは、ほとんど誰も選びません・・。

かけ放題オプション:5分または10分かけ放題、時間無制限のかけ放題、半額電話等、選べるかけ放題オプションや料金が少し違います。

この5つのポイントを考慮して料金プランを選びます。

月1000円前後の料金プラン

月1000円前後はスマホのライトユーザと一般ユーザ向けの料金プランです。スマホの格安プランを使う人の5割くらいは月1000円前後の料金です。

自宅にWiFiがあり、外ではスマホをあまり使わない場合におすすめの料金プランです。

月1000円前後の格安SIMおすすめランキング(スマホ用の最安プラン)

月2000円以上の料金プラン

スマホをある程度たくさん使う人や、自宅にWiFiがない人は月2000円以上の料金プランがおすすめです。

スマホの格安プランを選ぶ人の50%は月1000円前後、35%は月2000円台、15%は3000円以上の料金プランです。(推定)

料金プランの主な違いは使えるデータ容量です。データ容量の大きなプランほど月額料金が高くなりますが、大容量プランでも格安SIMならかなり安くできます。

月2000円以上の格安SIMおすすめランキング(スマホ用の格安プラン)

この記事の最終更新日 2024年8月18日 / 作成日 2015年3月17日
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ky
ky
2019年12月29日 10:06 AM
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UQも1700円で話し放題を始めたので改訂が必要では?

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