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■ コーヒーが死亡リスクを劇的に下げる?


 
最近になってコーヒーの健康効果が多方面で注目を集めています。昔はコーヒーというとおじさんが飲む物というイメージが強かったですよね。
 
 
私の実家のそばに喫茶店がありまして、当時おじさんたちがコーヒーをがぶ飲みしながらタバコを吸ってました。
 
 
このため、コーヒーが健康にいいといったイメージは全くありませんでした。
 
 
しかし、最近ではコーヒーを飲むことによって様々な生活習慣病を予防したり、脂肪燃焼を促進する効果が高いことから、トレーニング効果やダイエット効果を高めるために飲む人も増えています。
 
 
 
 

▼ コーヒーの病気を予防する効果


 
図にもありますとおりコーヒーの様々な病気の予防効果は以下のとおりです。
 
 

【ガンへの効果】
 
大腸がん(結腸がん、直腸がん)、食道がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、肝臓がん、子宮体がん、乳がん
 
 
【心臓・脳への効果】
 
心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、アルツハイマー、パーキンソン病、うつ病、
 
 
【生活習慣病系・その他】
 
糖尿病(Ⅱ型)、非アルコール性脂肪性肝疾患、リラックス
 

 
 
 
 

▼ コーヒーを習慣的に飲むと死亡リスクが低下!


 
ですので、コーヒーのこうした美容と健康に関する優れた効能が注目されています。
 
 
また、国立がんセンターが発表した研究結果によると、コーヒーを習慣的に飲むことによって死亡リスクが低下すると発表されています。
 
 
ということで今回はコーヒーの優れた美容と健康効果に関して解説したJ-CASTニュースさんの記事と動画を合わせてご紹介させていただきます。



 
 
コーヒーはやっぱり「善玉」らし
糖尿病や脳卒中、「死亡リスク」まで低減

 
 
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■ 1日3~4杯のコーヒーで「2型糖尿病の発症リスク低下」


 
コーヒーの健康効果を示唆する研究の成果は、日本を含め世界各国で発表されている。
 
 
2009年に国立国際医療研究センターが実施した研究では、コーヒーを1日3~4杯飲んでいる人はそうでない人と比べると、2型糖尿病を発症するリスクが低下するという結果が出ている。
 
 
 
 
 
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■ 1日4~5杯のコーヒーで「全死亡リスク低下」


 
2010年には米国や英国の脳卒中学会で、コーヒーを飲む量が多いほど脳卒中リスクが低下するという発表が相次いだ。
 
 
コーヒーを飲むと死亡リスクが低下するという研究もある。2012年、米国立がん研究所は米国在住の40万人を13年間追跡調査し、1日4~5杯飲んでいる人は全死亡リスク(あらゆる死因を含めたリスク)が男性で12%、女性で16%低下したという。
 
 
 

▼ コーヒーの飲み方


 
図にもありますとおり、コーヒーの健康効果を高める方法は以下のとおりになります。
 
 

【コーヒーの健康効果を最大化する飲み方】
 
(1)ブラックで飲むべし
(2)ドリップかインスタントを飲むべし
(3)目標は1日3杯
(4)寝る前は控えるべし
 

 
 
 
 
 

■ 人種によってコーヒーの効果は異なる?


 
ただし、アジア人の集団を対象とした調査はなかった。
 
 
今回の国立がんセンターの調査は「日本人も米国人と同じようにコーヒーで死亡リスクが低下する」ことを確認した形だ。
 
 
40~69歳の男女約9万人を対象にアンケートを取り、「コーヒーをほとんど飲まない」「1日1杯未満」「毎日1~2杯」「毎日3~4杯」「毎日5杯以上飲む」という5つのグループに分類。
 
 
1990年から2011年にわたって、コーヒーと全死亡リスク、さらに、がん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患による死亡リスクとの関連をそれぞれ分析した。
 
 
 
 
 
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■ インスタントのコーヒーにも効果はあるのか?


 
コーヒーの種類は問わず、缶コーヒーやインスタントコーヒー(ただし食品添加物に注意)もまとめて「コーヒー摂取」と判断している。
 
 
その結果、「コーヒーをほとんど飲まない」群を基準とすると、1~2杯で9%、2~3杯で15%、3~4杯で24%、5杯以上で15%の全死亡リスク低下が見られた。
 
 
がん以外の疾患死亡リスクも低下が見られたが、全死亡リスク同様、3~4杯のリスク低下が最も大きく、5杯以上になると低下率が落ちており、研究者は「1日4杯までのコーヒー摂取が死亡リスク低下と有意な関連がある」とコメントしている。
 
 
 
 
 

■ なぜコーヒーで死亡リスクが低下するのか?


 
気になるのは、なぜコーヒーで死亡リスクが低下するかだ。完全に解明されたわけではないが、国立がんセンターの研究チームによると、コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」の血糖値改善や血圧調整効果、抗炎症作用と
 
 
「カフェイン」が持つ血管の健康状態や呼吸器機能の改善効果が、死につながる疾患のリスクを低下させた可能性があるとしている。
 
 
国立国際医療研究センターによる2009年の糖尿病の発症リスク低下研究でも、カフェインやクロロゲン酸の効果が説明された。
 
 
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【クロロゲン酸の働きとは?】


体の中に取り込まれた脂質は、まず小腸で分解されて血管に入って体の中の各組織に送られます。


体の中の各組織に送られた脂質は肝臓や肝臓や筋肉内の燃焼器官「ミトコンドリア」の中の「酵素」の働きによって燃焼されエネルギーに変わります。


コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」は、「ミトコンドリア」内に「脂質」が取り込む働きを促進してくれることが大手メーカーの研究により、分かりました。


 
 
 
 
 

■ コーヒーが苦手な人は緑茶でOK!


 
カフェインは片頭痛や高血圧性頭痛の治療薬の成分に、またクロロゲン酸も特定保健用食品(トクホ)の成分として利用され、人体に対する一定の効果が確認されている。
 
 
なお、緑茶の摂取量が1日5杯以上で全死亡リスクが低下する、という研究も発表されており、コーヒーが苦手な人は緑茶を飲むのもよさそうだ。
 
 
 
[アンチエイジング医師団 取材TEAM/監修:山田秀和 近畿大学医学部 奈良病院皮膚科教授、近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長]
 
 
 
【参考文献】
 
Association of coffee intake with total and cause-specific mortality in a Japanese population: the Japan Public Health Center-based Prospective Study.
 
PMID:25762807
 
 
「コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について」
 
国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ
 
 
 
【出典】 J-CASTニュースさん
 
【画像】 Pinterest
 
 
 
 

■ 1日3杯!コーヒーの健康効果が凄いのまとめ


 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 
 
コーヒーには心と体の健康に良い効果をもたらしてくれる栄養成分が豊富に含まれていて、その代表がポリフェノールなんですが、今回ご紹介させていただいたコーヒークロロゲン酸にも凄い効果があるんですね。
 
 
脂肪を燃焼する効果がすでに証明されているので、コーヒーがダイエットにも良い効果をもたらす理由が分かりました。
 
 
夜寝る前にコーヒーを飲むと寝ている間にガンガン脂肪を燃焼してくれるわけですが、カフェインが効いて夜眠れなくなりそうなので、夕方までに飲んだほうがよさそうです。