コンドロイチンと目
目の病気の原因は一般的には紫外線によるものと考えられているらしいのですが、
目を構成する物質のコンドロイチン、コラーゲン、レシチン等が
不足、または老化することによって、目が退化していくという考えもあります。
・老眼
40代になると誰でも視力が衰え始めます。
これが「老眼」ですね^^;。
老眼は、目の自動的に焦点(ピント)を合わせる調節能力の低下で起こるそうです。
コンドロイチン硫酸は、
水晶体と、その水晶体の伸び縮みを調節している毛様体筋(水晶体の周囲の筋肉)に多く存在していて、
目の自動焦点機能を円滑に進める潤滑油の役目を果たしています。
コンドロイチン硫酸が足りないと、毛様体筋は衰え、水晶体の弾力が失われていきます。
その結果、水晶体が十分にふくらまなくなって老眼が引き起こされるのだそうです。
・飛蚊症
明るい所や白い壁、青空などを見つめた時、眼の前に虫や糸くずなどの『浮遊物』が飛んでいるように見える現象です。
視線を動かしても一緒に移動し、まばたきをしても眼を擦っても消えなくて、暗い所では気にならなくなります。
眼の周りに蚊が飛ぶ様に見えることから飛蚊症という名前がついています。
多くの場合加齢により自然発生します。
私の場合、ある日コップで水を飲んでいたら
「あれ?虫入ってる?」
水の中に黒いものを見つけたんです。
目を凝らしてみたんですが、視点を動かすとついてくる。
どうやらコップに入ってわけではないらしい。
・・・これが世に言う飛蚊症ですか(凹)
ってなもんです^^;。
飛蚊症は目の内部を満たす硝子体が混濁することによっておこります。
目は外から入った光を 「網膜」 に写して映像を結びます。
この時浴びた有害な紫外線により
活性酸素が発生し、たんぱく質や脂質が酸化されてしまいます。
若い時や体の免疫機能が正常であれば、目に発生した 「活性酸素」 をすぐに分解する「酵素」が分泌されるので、硝子体の組織の酸化を抑え、飛蚊症を防いでくれます。
しかし年をとるごとに、この「酵素」の分泌が減少するため、組織の酸化を抑えきれず、その結果 飛蚊症となる場合もあります。
最近では生活環境の変化で、若い方でも「酵素」の分泌が減少し、飛蚊症になる方が急増しているそうです。
(酵素に関してはこちらを参照にされてください→カテゴリ『酵素』)
コンドロイチン硫酸は水晶体の奥にある硝子体にも豊富に含まれています。
硝子体は、本来、寒天を固めたような弾力に富んだ構造をしていますが、
加齢とともにコンドロイチン硫酸が減ると液状化しはじめます。
これによって飛蚊症が起こる可能性もあります。
飛蚊症自体は目の機能に問題はないのですが、網膜剥離の初期症状や糖尿病網膜症の症状としてあらわれる事もあるので、
見える浮遊物の数が増えたり形が変わったり、視力が落ちるようであれぱ眼科の受診が必要になります。
・角膜
眼球の表面を覆っている角膜もコンドロイチン硫酸が減少すると透明度が維持できなくなって濁ってきます。
コンドロイチン硫酸を充実させておけば、目の老化を最小限に食い止めることができるということです。
目の角膜にはコラーゲンが多く含まれていて、外側の細菌やウイルスなどから目を保護しています。
角膜炎の場合には、角膜の周囲に充血が起こることが多いのですが、原因としてわかっているものは細菌やカビ、数種類のウイルスの感染、アレルギー反応、コラーゲンの不足があり、常に毎日補給することが、目のケアになることは確かです。
結合組織は、細胞と線維、基質の三つで構成されています。このうち「基質」に含まれる代表的な物質が、コンドロイチン硫酸です。
そして、実は結合組織の中でもう一つ、私たちの健康と関係の深い物質があります。それは「線維」の部分に含まれるコラーゲンという線維状のたんぱく質です。
コラーゲンとコンドロイチン硫酸は、互いに協力しながら結合組織の機能を支えていて、いわゆるハード部門をコラーゲンが、ソフト部門をコンドロイチン硫酸というわけです。
どちらが不足しても、結合組織の機能に支障が出ます。またコンドロイチン硫酸の不足は、コラーゲンの変性を促す要因にもなります。
目にはブルーベリー(ビルベリー)、ルテインが良いと思っていましたが、
コンドロイチンやコラーゲンもたいせつなんですね。
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