2005/07/29
最悪な話題騒然
ということで、できれば説明したくない内容なんですがとあらかじめ断りをいれておくてすと。もー、なんでここにきてそういうことするかな今の委(以下自粛
てことで、そこかしこで話題騒然の記事。
■混乱大丈夫?次期ウィンドウズで漢字150字形を変更
(こちらが元記事)
■マイクロソフト、Windows Vistaの日本語フォントをJIS2004対応に
~ClearTypeの新フォント「Meiryo」を開発
■Windows Vistaは日本語フォント一新 最新JISを採用
「約150字」となってますが、大元の『JIS X 021:2004 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合(追補1)』の『附属書6』を見ると、168文字の字形入れ替え及び、363字のUCS変更が主だった変更みたいです。激しく流し読みしたところではたぶんそこが該当するはず、ということで。
……かなり変わってるんじゃないかと。
で、印刷業界の誰もが「20年もJIS X 0208:1983ベースにしておいて、何を今更」と思っているような気がするんですが。思ってませんかそうですか。もっとも、78JISベースの字形に戻っただけともいえるには言えるけど、しかしなあ。
いずれにしても、テキスト入力後の措置や過去データの使い回しを行う際には注意しなければならなくなる可能性が。というか一般のフォントベンダーがどう動くか注目。あとAdobeアプリは2007年の年初あたりに新バージョンがこれでほぼ決まりかも。今日Creative Suite 2買ってきたばかりなのに、もう次を考えなきゃならんのか(つД`)
それはそうと、JISって国が定める工業標準のはずですが、その文書が著作権に保護されているからダウンロードも印刷もできないというのは矛盾してるのではないかと思うんですが。国のものは国民のものではないかと思うわけで、それに対して著作権って発生するもんなんでしょうか。なんだか矛盾してる。
ということで、JIS X 0213:2004の資料そのものはJISC 日本工業標準調査会で閲覧できるようになってます。紙媒体で欲しい場合はやけに高い冊子を購入しなきゃならないという罠が待ってますが。
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2005/07/29 23:57 by 編集