4DX 単語

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フォーディーエックス

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4DX(フォーディーエックスとは、映画上映における体感システムである。

概要

従来の映画映像と音のみで構成されており、「IMAX」や「3D」などの技術が登場したものの、臨場感の追求には限界があった。

4DXは上映館内において、映像と音だけではなく、映画シーン同期した座席の揺れをはじめなどの様々な特殊効果を用いる。これによって視覚だけに頼らず五感に訴える映画上映が可となり、自分がまるで映画の中にいるかのような臨場感を実現した。

なお、映像3D映像が使われることもあるが全てがそうであるというわけではなく、2D映像と特殊効果の組み合わせとなることもある。

2016年には、アニメ映画ガールズ&パンツァー 劇場版』で作品の題材である戦車の戦いを巧みに演出し、話題を呼んだ。

なお、競合するシステムとして「MX4D」「D-BOX」が存在し、日本では前者がTOHOシネマズ後者イオンシネマ(旧:ワーナー・マイカル・シネマズ)を中心に導入されているが、こちらも4DXとほぼ同等のシステムとなっている。

歴史

開発韓国のCJ 4DPLEX社である。2009年韓国で初めて4DXの上映が行われた。その後各に拡大し、現在は全世界47カ362の4DX上映館がある(2017年3月現在)。

日本においては2013年4月中川コロナワールド名古屋市)が4DX上映を始めたのが最初で、現在は全51の映画館で4DX上映が行われており(2017年5月現在)、下拡大中である。

特殊効果

これらはすべて映画同期している。

モーション
座席が3次元的に揺れ動く。
くすぐり
座席のバイブレーションや足元のチューブが振動することによって観客に刺を与える。
エアー
座席の前方や元から空気が噴射される。
座席の前方からが噴射される。映画館によってはこの効果を座席のスイッチ効にすることができる場合もある。
劇場内にが吹く。
劇場内にが降る(小雨程度)。同時に劇場の壁からが出ることもある。
スクリーンからが降る。
におい
劇場内のにおいが変化する。
バブル
スクリーンからバブルシャボン玉)が現れる。
スクリーン付近にスモークが発生する。
フラッシュ
劇場の壁に設置されたストロボが発する。

料金

4DX作品の鑑賞にあたっては通常の鑑賞料金に加え1000円程度の追加料金が発生するのが一般的である。また、映像3Dである場合などには別途料金がかかる。

注意事項

  • 4DXはしい特殊効果を伴うため、身長100cm未満の者や高齢者、車椅子使用者などは利用できない。また、子供をひざに乗せたり上映中に席を立ったりする行為は危険なため禁止されている。
  • 場面によって座席がしく揺れるため、ポップコーンなどの飲食物の取り扱いには注意すべきである。
  • 重品や体から外れやすいものはスクリーン外の専用ロッカーに預けることができる。

劇場一覧(2017年9月現在)

北海道・東北

関東

中部

近畿

中国・四国

九州

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