月読調とは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場するヒロインである。
マリアたちと行動を共にする謎の装者のひとり。
おとなしそうな外見と裏腹に、目的達成のためならば
手段を選ばないこともたびたびある大胆な作戦遂行者。
月の欠片から世界を救い、時に英雄と呼ばれる響に対して強い不信感を懐き、
響の言動を「偽善」と伐り刻む。
――「戦姫絶唱シンフォギアG」公式サイトより
マリア達と同じく謎の武装組織フィーネのメンバー。
暁切歌の緑の刃・イガリマと対を成す、赤の刃・シュルシャガナのシンフォギア装者である。
切歌のことは「切ちゃん(きりちゃん)」と呼んでいる。
基本的にローテンションで抑揚の乏しい喋り方をするが、切歌へ対しては信頼の表情を見せたり、
立花響に対して
と、強烈なまでの不信を表し「偽善者」と断ずるなど、無感動な人物では決してない。
響らによるS2CAトライバーストが放った強大な輝きに対して、仲間ふたりが驚愕と少なからぬ戦慄に目を張るなか
綺麗…
と、場違いに純粋な感想をこぼしたように、どこかズレているとも言える。
そんな調を放っておけない切歌が事実上の保護者と化している模様。
身に纏うシンフォギア・シュルシャガナは、切歌のイガリマと対になる存在。
アームドギアは肉体を伐り刻む紅きノコギリであり、
ギア頭部から伸びるツインテール型の部分が可動し、その内部から大小複数を自在に展開して使用する。
多彩なギミックが搭載され、汎用性に富んでいるため様々な局面に対応可能。
また足部ギアは可動部の少ない円筒に近い形状で、足底部の小型丸鋸をローラーにして高速移動を行う。
組織がフロンティア計画を推し進める中、民間人や軍人に多くの犠牲を強いるウェル博士と彼に追随するマリアの姿勢に疑問を覚え、一人エアキャリアを飛び出す調。
しかし後から追いついた切歌に適合係数を下げるAnti_LiNKERを打ち込まれ、戦闘不能に陥ってしまう。一番の理解者であった切歌までもがウェルの方針に従う意思を見せたことで、調と組織メンバーとの間には決定的な軋轢が生じることとなった。
その後調は緒川によって確保され、二課本部内に拘束されるが、響の申し出により二課への協力者となることを打診される。響との対話の中で「手を繋ぎたい」という彼女の想いに嘘偽りがないことを知った調は、暴走する仲間を止めるため響と共に出撃。
そしてその道中、行く手を阻むように現れた切歌と交戦することになるが…。
フィーネの魂に塗りつぶされる前に何かを残そうとする切歌と、彼女の間違ったやり方を止めるために立ちはだかる調。
2人のままならない想いは刃となって交錯し、ついには絶唱同士の激突にまで発展する。
調は必死で訴えかけるが、切歌の勢いを止めることはできない。
そしてイガリマの刃がシュルシャガナを打ち砕こうとした瞬間――調の眼前に突如バリアが出現する。
それはかつてフィーネが用いた「ASGARD」そのものだった。
フィーネの魂が宿ったのはマリアでも切歌でもなく、調だったのだ。
自身の行動が調を傷付けるだけであったことに愕然とし、自ら命を絶とうとする切歌。
しかし調が咄嗟に身を挺して庇ったことで、イガリマの刃は調の背に深々と突き刺さった…。
沈みゆく意識の中、調はフィーネの魂と邂逅する。
彼女は誰の魂も塗りつぶさずにいるつもりだったが、魂を両断するイガリマの一撃から調を庇ったため、その存在はもはや長く持たないという。
彼女に救われた調は再び目を覚まし、大好きな切歌と抱擁を交わす。
そしてマリアを救うため、2人は共に立ち上がるのであった。
女神ザババの振るいし紅刃、シュルシャガナのシンフォギア装者。
一見すると物静かな印象の少女であるが、
思った事を口にし、躊躇わず実行する直情的な一面も併せ持つ。物心つく以前に、
亡霊の魂を受け止める器として米国の研究機関に拉致された経緯があり、
マリアや切歌とはその頃より家族同然の繋がりとなっている
――「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイトより
フロンティア事変収束後、国連指導の特別保護観察下に置かれていたが、3期1話からは響やクリスたちの後輩として切歌と共にリディアンに通い始めている。
何とか力になれないのかな
2話時点においてはLiNKERが無いために戦力になれない自分たちの状況をもどかしく感じていた。
調、切歌両名とも先天的な適性を訓練と投薬によって時限的に引き上げた、第二種適合者であり適合係数不足から無理を押してシンフォギアを使い続けた場合には死亡する。
なお、同じ第二種適合者であった天羽奏はギアからのバックファイアによって死亡している。
2期では手持ち武器としてアームドギアを運用することはなかったが、3期からはヨーヨーを武器として用いている。
後半、奏の残したLiNKERを使用しながら戦うこととなる。また、響に対して前述の「偽善者」などというひどい言葉を言ってしまったことをずっと気にしている様子も描かれている。
内向的な一面を持つが、ここぞの局面で思い切りの良さを披露する。
戦いにおいては、
聖遺物「シュルシャガナ」の欠片から造られたシンフォギアを身に纏う。
幼い頃の事故をきっかけに米国の聖遺物研究機関に拉致された経緯がある。
ここでの実験の結果、LiNKERを介したシンフォギアへの適合性を示す。
――「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」公式サイトより
リディアンに通学の傍ら切歌とともにS.O.N.G.で活動している。
1話時点で奏の残したLiNKERは残り1つとなっており、バルベルデでの作戦行動にはマリア・切歌と共にギアを用いず参加していた。
その後サンジェルマンら錬金術師との戦いにおいて最後のLiNKERを使い切ってしまい、以降は思うように戦えないもどかしさを抱えることになるが、6話でエルフナインがLiNKERを完成させてからは再び戦線に復帰する。
9話において、F.I.S.に拉致された時点で自身に関する記憶を失っていたことが判明。
「月読調」という名前も本名ではなく、F.I.S.の職員が便宜的に名付けたものであった。
その由来は彼女が事故の際に持っていた「調神社(つきじんじゃ)」のお守りから。
おそらくは「つきと読む調」→月読調という意味が込められた名前だと思われる。
このお守りを所持していたこと、および調神社の宮司が過去に事故で娘夫婦と孫を亡くしていると発言したことから、彼女が調神社の出身であった可能性が浮上。
本編中では匂わせるだけだったが、後にXD UNLIMITEDのイベント「夕暮れに舞う巫女」で事故の詳細が語られ、彼女が宮司の孫であったことはほぼ確定となった。
幼い頃に巻き込まれた交通事故に両親を奪われた、ただひとりの生還者。
その際に、個人を特定する記憶と記録の多くを失ってしまった。身に纏うは、聖遺物「シュルシャガナ」の欠片より造られたシンフォギア。
シュルシャガナは、暁 切歌の纏うイガリマと対になる紅刃であり、
二つの刃を重ねる事で、相乗的にその威力を高める特性を備えている。控えめで物静かな、美少女然とした印象とは意外にも異なり、
状況をただ受け止めるより、苛烈に攻め入ることで切り拓いていくタイプ。
――「戦姫絶唱シンフォギアXV」公式サイトより
引き続きリディアンに通学の傍ら切歌とともにS.O.N.G.で活動している。4期でLiNKERが完成したことにより、戦力として定着。相棒の切歌の手綱を握りつつ、名コンビとして戦場を駆け巡る。
11話後のCMでは、何かをがんばるらしい、
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 15:00
最終更新:2024/12/23(月) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。