アスラン・ザラとは、TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」に登場する人物である。
プラント最高評議会議長パトリック・ザラの息子であり、母のレノア・ザラを血のバレンタイン事件で失い、地球連合軍を憎み、プラント軍事組織ザフトのモビルスーツパイロットとなる。
主人公のキラ・ヤマトとは幼馴染であり親友の関係にある。
ザフト軍のエリートパイロット(赤服)としてクルーゼ隊に入隊し、地球連合軍の新型MS奪取を命じられ、そのうちの一機・イージスガンダムを奪取するが、ストライクガンダムのパイロットとなったキラと再会する。
連合の戦艦・アークエンジェルに乗り、パイロットを続けるキラに対して、船を降りるように説得を続けていたが、戦友ニコルを失った怒りから、オーブ近海でキラに攻撃を仕掛け、ストライクをイージスの自爆に巻き込む。
プラントに一時帰国すると特務隊への栄転を告げられ、父からジャスティスガンダムを受領し、初任務としてフリーダム奪還作戦に赴く。
ラクスとの再会から、何を信じて戦うべきか思い悩むようになるが、連合の新型MSを相手に苦戦するキラに対して、フリーダム奪還を放棄し、助太刀に出る。
戦闘後には、キラとの和解を果たし、ザフト離脱および三隻同盟への加入を表明する。
父の真意を聞くため単身でプラントへ向かうと、連合どころかナチュラル殲滅に執念を燃やす父に唖然とする。
クライン派の助けもあって、プラントを脱出すると、最終決戦への決意を新たにする。
オーブに亡命し、偽名を使ってカガリのボディガードを務めていたアスランだが、カガリの護衛としてプラント最高評議会新議長に就任したギルバート・デュランダルとの会談に参加した際に、地球連合軍によるザフト新型MS強奪事件に巻き込まれてしまう。
カガリを守るためにザクに搭乗して戦ったアスランは、そのままザフト新造艦ミネルバに保護されることになる。
プラントと地球連合の再戦の幕が下りると、デュランダルからセイバーガンダムを貰い受け、彼の理念を信じてザフト軍に復帰し、ミネルバでシン・アスカらルーキーパイロットの指揮を任される。
もともと口下手であり、考え方の不一致もあったことからシンとはすれ違いが続いていた。
そんな中、オーブ&地球連合の同盟との戦いの際に、アークエンジェルとフリーダムの介入があり、動揺する。
その後の戦場でキラを説得しようとするアスランだが、セイバーを大破させてしまい、戦線離脱することになる。
デュランダルがミネルバにアークエンジェル討伐を命じたことから、次第に彼の思想に疑念を抱いていく。
この頃から、フリーダムの対処を巡りシンとの対立も激化するようになる。
レイの報告などの情報からデュランダルに不穏分子と判断されると、ザフトからの逃亡を決断する。
メイリンを巻き込む形で、脱出に成功したものの、シンとレイの追撃を受け、撃墜される。
カガリの側近であるキサカに救出され、アークエンジェルに搬送されて一命は取り留めるが、ラクスからインフィニットジャスティスを受け取り、無理をして出撃したため、傷が開いてしまう。
戦線復帰は先延ばしになるが、正式にオーブ軍に編入され、最終決戦に至る。
種シリーズの主要キャラクターということもあって、例の如くファンも多い反面アンチの数も非常に多い。特に作中でのミネルバ復帰後からのシン・アスカとの衝突や脱走に至るまでの間に取った行動の数々は、アスランの優柔不断な性格も合わせて叩かれる要因になりやすい。
過激なアスランのファンの中には「アスランは悩んでいるのに何も考えずにただ戦うだけのシンはバカだ」だの「アスランの親友であるキラを倒したシンは間違っている」だのといった擁護にすらなっていない感情論というより、ただシンを叩きたいだけの意見が挙がることもある。
しかしそれは視聴者という視点だからこそ可能な見方であって、あの時点でのシン他ミネルバクルーからしてみれば、ミネルバの主武装を破壊され、周辺にいたクルーにまで被害を出し、その後も度々戦場を混乱させるはた迷惑なアークエンジェルを、理由も話さずに敵じゃないと庇い続け、シンが軍の命令に従ってフリーダムを撃墜し、クルーたちから称賛されていたところを空気も読まずにシンが挑発したとはいえ、いきなり掴みかかって殴られたりもすれば不審を抱くのも当たり前なのではないだろうか?
そもそも少し前にヒーローごっこ云々言って叩かれたのに、命令通りに敵を倒してもまた殴られるとか理不尽すぎる。
おまけに、ギルバート・デュランダルが保安兵を向かわせた際には彼らを昏倒させ、成り行きとはいえメイリンも引き連れてグフを奪って脱走する。そして追ってきたシンに言い放ったのがかの有名な「議長やレイの言葉は心地よく聞こえるかもしれないが、彼らの言葉はやがて世界の全てを殺す」である。
デュランダル議長の終盤での凶行の数々を見れば結果論的に間違ってはいないかもしれないが、あの時のシンからすれば、理由も話さずにいきなり裏切って、メイリンまで巻き込んだ挙句にそんな意味不明なことを言われて戦友であるレイまで貶されたのでは寧ろ逆にこっちが錯乱しそうなものであろう。
とにかくアスランは作中内でのコミニュケーション能力が著しく欠如していると言わざるを得なく、キラやアークエンジェルのこと、自分の考えをもう少し明確に示していれば、あそこまで衝突しなかったはずである。
アスランといえば女性ファンの間で圧倒的な人気があり、劇中でもかなりのモテモテキャラとなっている。
元々はラクスという婚約者がいたのだが、政略結婚であるため、お互いに恋愛感情はないと思われる。
移動艇の故障によって漂着した無人島で、出会ったカガリとはすぐに惹かれ合うことになる。
ファン達からもこの組み合わせは人気があり、アス×カガなどと呼ばれている。
さらに『DESTINY』に入ると、同じザフト軍のルナマリア・メイリン姉妹や、ラクスの影武者であるミーアの3人から猛烈なアタックを受ける。ただし本人はあまり気づいていない。
さらにカガリの婚約者・ユウナの登場で、二人の距離が開き、恋の行方が注目されるようになった。
ガンダムSEED枠イージスガンダムで参戦。あれ?ジャスティスやセイバーやインジャは?(セイバーとインジャはアシスト)というわけで関連キャラにネタにされまくる。NEXTのPSP移植版において、スクリーンショットよりSEED枠に誰か来るという事が判明し、ファンをwktkさせるが、ふたを開けてみると追加キャラはクルーゼ隊長のプロヴィデンスガンダム。しかもクルーゼ隊長にもネタにされ…
だが、台詞だけがネタではないのが彼の特徴。命を投げ捨てることで敵に超大ダメージを与える捕縛→自爆技を持っている(ガンダムにおける自爆の偉大な先達といえばグリリバヒイロ・ユイであるが、彼の場合は負けないと自爆しない。しかもご丁寧なことにヒイロと同時出撃して勝利した際「自爆装置は不要だったな」と言われる)ため、ネタプレイにて重宝されるようになってしまう。例えば…
あと、アシスト時のダメっぷりも哀しい(笑える)ところ。しかも周りのザフト軍関係者のアシストは…
とみんな有能なのに
とまで言われたダメダメアスラン。掲示板では「俺ら>ヅラ」と言われる始末。
まあ、「万死に値する!でキュリオスごと蒸発マダー?」級の論外の域に達しているハブラレルヤ(アレルヤ)よりはマシか。
EXVSではやっとインジャで参戦できた。コストは新設の2500になる。立ち位置は格闘寄り万能機。
…なのだが、コスト2500の格闘寄り万能機、といえば『クロスボーン・ガンダム』枠で参戦したクロスボーンX1改がある。ABCマントによって耐久力が実質上多くなるX1の方が有利と言われ、というかインジャ自体がコスト2500の中で底辺=いらない子という噂も…
「ビームライフルのリロードが遅いのに生命線の為弾幕も張れない」
「ビームライフルのリロードの遅さをカバーするCSのチャージ速度の遅さにより中々撃てる機会がない」
といった感じで不遇な性能だった。(弾幕も張れないわ、弾すぐ無くなるわ、接近戦弱いわ)
無印・NEXTではさんざんファン&ネタプレイヤーにネタにされてきて、やっとインジャで出れると思ったら要らないと言われては浮かばれまい。
が、数々の隠者使い達の声をバンナムが聞いたのか、ついにアップデートにより上方修正された。
上記アップデートにより、隠者は2500万能型として安定した立ち位置になる。というか度重なる上方修正のため、最終的にはコスト2500帯でトップクラス、全体でも上位の評価を受ける機体となった。
結果として隠者という機体は、赤ロック距離の影響で近距離寄りだが、赤ロックギリギリでビームライフルとCSで牽制or着地取りを繰り返す機体に仕上がったと言っても過言ではないだろう。
格闘も現状の隠者は連ザⅡと比べ信頼性が無い為、自分から仕掛けて行くのは得策ではない。
又、特殊射撃によるブーメランの信頼感も高い、至近距離が苦手な隠者を上手い事カバーしてくれる。ブーメランの戻りにも判定があるので格闘をもらってもカバーしてくれる事もある。
格闘、一部射撃の台詞にも注目したい。
某インド王にも負けるとも劣らずのやかましさを発揮する。
アスラン「トゥ!ヘァー!」(横NN)
アスラン「モウヤメルンダッ!」(CS)
アスラン「イクゾッ!」キラキラバシュウウン!(覚醒時)
アスラン「ヌオオオッ!」(撃墜された時)
アスラン「オレヴァ…。」(撃墜されて敗北した時)
アスラン「うわ”あ”あ”あ”あ”」(特殊格闘)
上記以外にもまだまだ台詞はあるのでアスランの熱いボイスを聞く事が出来る。
一部隠者使いは開幕に特殊格闘を連打してゲーセンのスピーカーから「うわ”あ”あ”あ”あ”」を流しているのはもはや恒例であろう。
隠者スレでは、この行為を儀式という事らしいが・・・?オレヴァ…。
隠者同士で組んだ暁には相手の牽制を上手い事交わして儀式を完遂する隠者使いがどこかに現れる・・・かもしれない。
更に詳しい説明はこちら→トゥ!ヘァー!
続編のフルブーストでは家庭版より修正され弱体化したものの扱いやすい機体である。
また特殊格闘が「イザーク専用スラッシュザクファントム呼出」に変更された。(前作の連続キックは格闘派生に)
前作にはなかった覚醒技も追加された。内容はミーティアと合体して巨大ビームソードで敵を叩き斬る、というもの。
掲示板
3189 ななしのよっしん
2024/12/12(木) 20:05:06 ID: oonXsHWjkV
やはり最強はアスラン・ザラだったか…を実際に作中に納得できる形で出したのは素直に凄いわ
3190 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 15:09:20 ID: sHdKaFDV/h
本当になんでセイバーに乗ってた時にスティングを瞬殺できなかったんだよ
まあ本人の迷い抜きにしてもインパルスとミネルバの間をカバーしたりしないといけんからしゃーないか
3191 ななしのよっしん
2024/12/18(水) 19:04:20 ID: MROgxYyHZf
セイバーは足サーベルもブメも付けてないの渡した議長が悪いよ…
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 20:00
最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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