【ネタバレ注意】青ブタシリーズ完結作、「誠春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」を読了したのですが、うれしいエンドだったとともに、一方で、腑に落ちないことがあります。 咲太が思春期症候群で書き換えてきた世界を思い出に変えて、世界が元に戻ったのに、どうして桜島麻衣さんとの恋愛関係は現実のものとして持続しているのでしょうか。ちょっとご都合主義ではないか、と感じたのですが。皆さんのご理解と解釈を教えていただきたく、よろしくお願いいたします。

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まずは、とても的確な解釈を示してくださり、ありがとうございました。 もう一度読んでみて、答え合わせをしましたが、あなたの解釈こそが青ブタシリーズの本質を捉えていると、わかりました。 言い訳をさせてもらうと、翔子さんのカタルシスが大きすぎて、大学生編が始まってから、咲太の思春期の「自分探し」はまだ終わらないのかよ?と、熱が冷めてしまったことがあります。 私は「思春期症候群」にあまりにも引き摺られた解釈をしてしまった。思春期症候群は少年少女にとっての「天井のおばけ」のままで、よかったんですね。それにしても、まあ、ずいぶんと時間のかかった「成長物語」だったなあ、と思いますが。 最後に書きますが、美東美織が、時空を超えた超越的存在(神)?だったことが、悲しく思いました。彼女の「自分探し」がいつか終わることを祈ります。咲太と同じく。 咲太が成長して、ハッピーエンドになってよかったです。