回答(1件)

あっていない。 まず、試薬を何倍入れるかに依存する。1:1で反応させたら、オルトのみ、パラのみ、両方、といったものが混じりうるだろう。 また、オルト、あるいはパラに入った時点で反応性が下がる場合、次の2発目が行かなくなることも普通に見られる。 ※逆に、置換基が入れば入るほど、次の反応が加速するケースもある。

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

ただ、貴方のコメントは重要な点を突いている。 反応の選択性というのは、温度を上げるほど悪くなる。 つまり、オルトとパラで、どっちかのほうが行きやすい、というのが実はあって、オルトとパラは平等ではない。 したがって、多くの場合、低温で反応をしてやると、どっちかだけができる、ということが良くみられる。たいていはパラがより行きやすいが、逆の場合もある。 しかし、温度をあげると選択性が悪くなるので、逆側の置換体が増えたり、あるいは両側反応したり、といった具合に、生成物が汚くなる。