自分の人生の責任を負うのは、本当に自分なんですか?自分の行為の代償は、本当に報いと言えるんですか?ただの不条理な苦痛ではないのですか?だとしたら、それはなぜですか? 私はよく他責思考だと言われます。しかし、それはあくまで「他責思考」止まりであって、「誤った思考」とは言えないのでは? 私の考えでは、全生命体に責任なんてものは存在しません。あるのは物事の過程と結果、それにより生じる損得だけです。私は時々「〇〇という事象のせいでこうなったから、✕✕さんのせいではない」という考え方をします。これは一見〇〇に責任をなすりつけているように見えますが、本当は〇〇にすら責任はないと思っています。ただ色々な人が誰かに責任を求めるので、それなら強いて言えば✕✕さんではなく〇〇のせいだろう、と。 なぜなら私は因果決定論というものを信じているから。簡単に説明すると、外的要因なしに事象は起こり得ない、という説です。 こんな事を言うのもなんですが、私から見たら、すぐに責任の所在を求めて誰かをそれに仕立て上げるのは安心したいがゆえの思考停止にしか見えません。本当は誰も悪くないのに、と思います。しかし、人生の責任を負うのは自分、というのが常套句としてあります。そしてその先の説明は無いです。そういうものだから、で多くの人は理解しています。なぜですか。本当に理解できません。分かりやすく説明してください。