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関正生先生の英単語の覚え方について質問です。 1単語に1秒みたいな事聞いたんですけど、2、3周目は英単語見て意味がぱっと出てこなくて当たり前ですか? 5、6周目から分かるようになるってみんな言いますけど、これで合ってるのかと不安になってしまって……‬т т

大学受験 | 英語20閲覧

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私が救われた、単語の覚え方を紹介いたします。amebaブログ内の『分詞構文は動名詞だった&ミルミル解決、英語の疑問』(323本の記事)からの引用となります。 問:【高校に入ってから、英単語が覚えにくくなりました。対策はあるのでしょうか?】 答:少し語らせていただきます。英国は1066年からフランスに約300年間支配されました。その間、ロンドンでは、公務も裁判もフランス語で行われました。この時代を中心に大量の古典ギリシャ語、ラテン語、フランス語が英語に流入しました。それらの特徴は、分割できるということです。山と上下で「峠」のように。長めの単語には、小生がお勧めする「語源分割暗記法」という覚え方が有効だと思います。 私の経験ですが、覚えるべき単語がだんだんと長くなっていって、何度繰り返しても覚えられない、となりました。いろいろ調べると、長い単語というのは、語源的に分割できるらしい、と知りました。この経験をお伝えします。効率は悪いかもしれませんが、一度理解すると記憶に強く残ります。忘れても思い出せる場合も多いです。長い目で見ると、効率はいいかもしれません。 例えば、com-pressは「一緒に強く押す→圧縮する」です。im-pressは「粘土みたいな物に対して、その中に押し込む→印象づける」です。de-pressは「下に押す→落胆させる」です。このような仕組みをいちいち確認していたら、はかどらないかもしれません。 が、しかし、たまに一つくらい、ネットでしらべて、motivationを高めるといいのではないでしょうか。以下は、気分転換に眺めてください。 最近の辞書は、学習辞典でも、けっこう語源が書いてあります。それを利用するとよいと思います。すべての単語でななくても、覚えにくい単語の場合に、語源を利用するとか、自分の判断でいいと思います。 効果はあります。 individualなら、in(できない)+dividual(分けることが)➡「個人、個人の」という意味になります (divide「分ける」と同語源)。 また、 importantのportは、「ポータブル」のport「運ぶ」です。語源分割暗記法の優れているところは、一つを覚えると、他の単語との関連も描ける、という点です。 importなら、「中に」+port「運ぶ」➡運び入れる➡輸入する。exportなら、ex「外に」+port「運ぶ」➡運び出す➡輸出する。 また、語源分割暗記法のいい点は、ある程度語源を見たら、「自分で話を作ってもいい」ということです。本来は、imは「中に」+port「運ぶ」+ant「できる」➡「重要な」ですが、「頭の中にport(運び)入れたくなるような、運び入れるべき」というように、自分なりにイメージを膨らませてもいいと思います。 さらに、語源分割暗記法の優れた点は、単語が長くなればなるほど、威力を発揮することです。たとえば、centipedeの場合、centiは「百の(centuryと同語源)」+pede「足」➡ムカデ(百足)。pedeはpedal「ペダル(踏むものと同語源)」、pedestrian「足でst(reet)〈通り〉を行く人➡歩行者」など、いくつか関連語が出てきて、広がっていきます。 最後に、学習辞典に語源が載ってない場合は、携帯に単語を英語で入力し、スペースを入れて、語源と入力してください。複数のサイトで、語源を説明してくれます。 よく、声に出してみよう、とかとにかく、繰り返しだ、とか言われますが、単語が長くなったら、そんな「根性論」では無理と思います。provision「提供、備え(proは前もって)とvision「視力、視野、先見性、理想像(vis-は見ること、ラテン語系)」をご存じなら、improvisationは楽に覚えられます。 im-(ないこと)+pro(前もって)+visa(見る)+tion(こと)→「前もって見ることをしないこと→即興演奏(例えば、ジャズ関連の用語)」。 improvisationを覚えれば、次の関連語も身近に感じることができます: provision/provide/vision/view/viewing/viewpoint/visual/visit(会うとは人を見ること)/television(tele-は「遠くの」/improvise「即興で作る、歌う、演奏する」。 紹介に過ぎません。この方法が合う方も、合わない方もいらっしゃるでしょうから。いつかお試しいただければ幸いです。お疲れ様。

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