回答(1件)

皮膚科行くべきですね。 思春期ニキビの主な原因は、第二次性徴期に分泌が増えるホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まることです。毛穴に詰まった皮脂はアクネ菌の増殖を招き、炎症を引き起こすことでニキビが形成されます。このホルモンバランスの変化は自然なものであり、多くの場合は第二次性徴期を過ぎると自然に治まります。 ニキビの主な原因は「①毛穴の詰まり(角質肥厚や皮脂の過剰分泌によるもの)」、「②アクネ菌の増殖」、「③肌のターンオーバーの乱れ」の3つです。これらが複雑に絡み合い、皮脂が溜まることで「コメド(面ぽう)」が形成され、その後にアクネ菌が増殖して炎症が起こりニキビになります。 ニキビがスキンケアで治らない場合は、誤ったスキンケア習慣や生活習慣の乱れが原因の可能性があります。正しい洗顔・保湿を行う、食事や睡眠に気をつけるといった生活改善を試しても改善が見られない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。黄ニキビ(膿を持ったニキビ)や広範囲のニキビは、自己治療では治りにくいため、専門的な治療が必要です。 ニキビの治療法は皮膚科では毛穴の詰まり改善薬(アダパレンなど)、ニキビ菌を殺菌する抗生物質、ステロイド薬などを用いた保険診療の塗り薬・飲み薬が基本です。 皮膚科での治療にもかかわらずニキビが治らない場合、考えられる原因にはホルモンバランスの乱れ、ストレス、生活習慣の乱れ、誤ったスキンケア、アレルギーやその他の疾患などがあります。特に大人ニキビは複数の要因が複雑に絡み合っていることが多く、皮膚科での保険診療だけでは対応しきれない重症化しているケースがあります。 根本治療するには美容皮膚科で肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)を正常化・促進することが重要です。ターンオーバーの乱れは角質肥厚やメラニンが残り色素沈着につながるため、美容皮膚科でのケミカルピーリングや、より深い層に作用するフラクショナルレーザー、肌の再生サイクルを整えるトーニング、コラーゲン増生を促す高周波RF治療などが効果的です。これらの治療は、にきびやニキビ跡の赤みや色素沈着の改善だけでなく、毛穴の開きやくすみなど他の肌悩みにもアプローチします。

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