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九七式車載重機関銃の銃身被筒はどうしてあんなに太いんですか?装甲だったとも聞きますが、もしそうならなぜ銃身に装甲を施していたんですか?

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回答(2件)

九七式車載重機関銃の銃身被筒が太いのは、銃身と付属する部品ならびに機能上必要な空間を収めるためです。 銃身等に装甲を施していたのは、敵弾が車内に飛び込むのを防ぐのと、銃を保護して射撃機能を維持するためです。 九七式車載重機関銃の銃身被筒(防弾器)は、その内部に銃身だけではなく銃身の下にあって銃尾機関を駆動するガス喞筒および銃身を取り巻く放熱筒と空冷用の空気が流れる空間を収めているので、太くなっています。 九七式車載重機関銃は、車外に突き出す銃身にガス喞筒や放熱筒が付帯しているので、防弾器がないと、敵の弾が銃身とガス喞筒の間や脆弱な放熱器を壊して車内に入るおそれが生じます。 また、銃身、ガス喞筒、放熱筒が破損すれば、銃の機能が損なわれ、任務に差し支えるかもしれないので、銃身等に装甲を施す必要がありました。

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戦車に対して歩兵は自分に向けられる脅威、すなわち火を吐く銃に射撃します。 その結果、機関銃身が損傷することがあるので装甲カバーを付けるのです。 ドイツの戦車にも付いていました。