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戦闘機って緊急時には キャノピーが吹き飛んで、 座席が飛び上がりパラシュートで 落下するのだが、 旅客機も緊急時には屋根ごと吹き飛ばして 同じようには出来ないのでござるか?

回答(7件)

できません。 考えても見てください。爆撃機や輸送機にそんなものはありませんよ。 軍用機にすら無理なのに、旅客機で実現できるわけが無いでは無いですか。

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射出座席の発射時には10G~12G、ものによっては20Gぐらいの加速度がかかります。 4G程度で失神したりする一般の方には荷が重く、ちゃんととした姿勢じゃないと頸椎骨折などのリスクがあります。 急激な気圧変化や温度変化もありますし下手すりゃ死にます。 たくさんいる乗客がそれぞれまちまちな状態では同時に射出したり天井吹き飛ばしたりは出来ませんし、吹き飛ばした開口の状態によってはそのまま機体がバラバラになるかもしれませんね。

僕とこのめちゃ古い家の納屋には脱出装置がついていたらしく、とある凶悪台風では装置が作動して中で作業していた僕の頭上で屋根ごと吹き飛びました。 心臓が止まるかと思いましたもん実際に止まる人も出るかと

じいさんや、小さい子供を 射出座席で飛ばすと、 確実に死ぬよ。 米軍の戦闘機には客としても 訓練しないと搭乗できないのですが それはこの射出座席があるから。 瞬間20Gの加速度がかかり ヘルメットなしでは空気との摩擦でやけどします。 ある程度経過すると自動的に落下傘が開きますが これもちゃんと訓練してないと着地時に大怪我しますし 海上に落ちたら落下傘に覆われて窒息します。 そんなメチャクチャ危険なものが射出座席なので 下手にそんなもの使うより、 パイロット信頼してそのまま乗っていたほうが 助かる確率ははるかに高いです。 コストも非常にかかりますが 「あっても使えない」ので搭載されません。