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槍は素人が使ってもそこそこ強力な武器になりますか?

回答(9件)

なる。

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ええ、日本の戦国時代には足軽隊の主兵装は「槍」でした。 集団に槍を持たせて構えたまま前進させるだけで相当強力な武器になります。 古代ヨーロッパでは「ファランクス」、近世でも「パイク」として集団槍兵は運用し続けられています。 これが火薬による武器になっても基本的な思想はあまり変わらず、初期のマスケットではやはり集団運用され、一斉攻撃が採用されています。 何が強いかと言いますと、 1.剣よりも長い。 2.剣や弓よりも操作しやすく当てやすい。 ということにつきます。

軽く調べて感じでは、中国武術では槍の操法は崩拳や冲捶に代表されるように、腕力で振り回すのではなく体ごとぶつかっていくような感じですね 日本の槍術でもそれに近いと思いますが、槍の強さというのは集団戦にあります 西洋だとパイクといって4〜5mもある長い槍で槍衾を形成するわけですが、騎兵突撃に対抗するにはそれだけの長さも必要だったということになります 馬防柵で騎馬突撃の勢いを止め、その後ろから槍兵がずらりと並ぶという格好ですね そういう扱いをした槍というのは雑に振り下ろすだけでも相当強いわけです ただ、単騎においても狭い通路のような空間であれば槍というのはすこぶる強く、とくに斬ることに特化した刀剣では動けないところを槍は自由に突けるわけですからこれはもうほとんど無敵です もちろん弓でも鉄砲でも持ち出していいならそちらのほうが強いわけですが、剣術三倍段というのはもともと「槍の達人には剣(日本刀)の達人3人がかりでようやく互角」というおよその指標でもあるわけです

中国で槍は百兵之王と言われてますし 日本でも槍働きとか言うくらいですから、それだけ優れた武器であると言うことです。