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古文の「中納言参りたまひて」の品詞分解について質問です。 ①御扇奉らせたまふに ②それを張らせて参らせむとするに この2つを品詞分解するとどうなりますか? ①奉ら/せ/たまふ なのか 奉らせ/たまふ ②参ら/せ なのか 参らせ/む なのか分からなくなってしまいました あと敬語の種類と方向も知りたいです

回答(1件)

①は2通りの考え方ができます。 1 奉ら=謙譲の四段活用動詞「奉る」の未然形 せ=謙譲の助動詞「す」の連用形 たまふ=尊敬の四段活用の補助動詞「たまふ」の連体形 2 奉らせ=謙譲の下二段活用動詞「奉らす」の連用形 たまふ=尊敬の四段活用の補助動詞「たまふ」の連体形 1は「奉ら/せ」が筆者から定子への、「たまふ」が筆者から中納言への敬意をあらわします。 2は「奉らせ」が筆者から定子への、「たまふ」が筆者から中納言への敬意をあらわします。 ② 参らせ=謙譲の下二段活用動詞「参らす」の未然形 む=意志の助動詞「む」の終止形 「参らせ」は中納言から定子への敬意をあらわします。

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