回答(6件)

ニクロム線に電気を通すと発熱と同時に暗赤色になりますが、温度が高くなるにつれて明るい色を出します。これはニクロム線中の金属原子が振動し電子がより激しく運動します。電荷をもつ電子が振動すると電磁波が発生しますが、温度が高くなればなるほど発生する電磁波の種類(単波長の光の数)が多くなり次第に明るくなりやがて白色光や青白い光を出します。この現象を熱放射と言いますが、標準化するために理想的な黒い物体の温度上昇による熱放射(黒体放射)で考えます。 高温の物体から出る光 熱放射 https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-b611.html 黒体が発生する電磁波の色から温度を知ることができます。たとえば恒星の温度は恒星が出す電磁波(色)から求めることができます。単純な白熱電球の温度も熱放射で求めることができます。 星の色はいろいろ|星の色の仕組み https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-2621.html そこで物体が熱放射で出す光の色を温度と結びつけるために考案されたのが色温度です。色温度は発光原理が熱放射ではない蛍光灯やLEDにも使用されています。

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

whi********さんへ これは、フィルムの時代に写真を撮ってた人にとっては、案外身近な話題だったんですよねぇ。 昼光色にカラーバランスされてたのが、コダックだと5500K、国産のだと5400Kだったかな。 タングステン電球だとコダックで3400K、国産は3200K、だった様に思います。 で、晴天下だとそれでも青っぽく写って。。。(7000K位迄上がるか?) 白い光は、「三原色」からも判る様に、色んな波長が混合して形成されます。 ヘッドライトとしては、5500K辺りの、青さを感じない物を推奨します。何故なら濡れた路面だとテキメンに暗く感じますから。(青い光が水に吸収されてしまう)

波長ではなく、ある温度で黒体から放射される電磁波のスペクトルになります。 連続したスペクトルなので、単色光のように決まった波長を持っているわけではありません。 下図はいくつかの温度での黒体放射のスペクトルです。 5000Kだと可視光域(下の紫から赤の領域)の中間付近にピークを持ち、可視光域を中心に紫外や赤外域に広がっています。 これらの波長を足し合わせた光になるので、5000Kでは白色光となります。 5000Kより温度が下がるとピークが赤や赤外域に移動し、光の色も黄、橙、赤と変化します。 また、5000Kより温度が上がるとピークは紫や紫外域に移動し、光の色も青などに変化します。

画像

色温度は波長ではありません。 黒点を加熱すると発光します。 温度を上げていくと、赤から白くなっていきます。 ケルビンは温度の単位です。 その温度で発光する色のことを色温度といいます。 「色温度とは」 https://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/light_bulb/color_temperature/

画像

自然光や従来の電球やHIDと白色LEDでは異なります。 従来のは色々な波長が混ざって白色に見えます。 白色LEDは製品によって異なりますが、460nm~480nm付近から1ヵ所が8割ぐらいと550nm~580nm付近から1ヵ所が2割程度で混ざった光が多いです。