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HathiTrust、著作権で保護された資料への合法的なアクセス手段の拡大に向けたプロジェクトを開始

2024年11月4日、米国の大学図書館等による共同リポジトリHathiTrustが、著作権で保護された資料への合法的なアクセス手段の拡大に向けたプロジェクトを開始すると発表しました。HathiTrustのデジタルコンテンツを用いたリソース共有サービスの構築に取り組む、複数年のプロジェクトです。今後、HathiTrust参加館に対する調査やサービスの試行等を実施し、2025年内の本サービス開始を目指すとあります。Project Exploring Resource Sharin...

HathiTrust、新戦略ビジョンを公開

2024年3月25日、米国の大学図書館等による共同リポジトリHathiTrustが新戦略ビジョン(Strategic Vision)を公開しました。新戦略ビジョンは、はるか先を見据えながら、今後3~5年の業務についてまとめられたものとあります。「戦略的方向性と目標」の項目では、アクセスと利用の拡大、コレクションの拡大と多様化、テキストとメタデータの機能強化、中核となるインフラへの投資が掲げられています。Introducing HathiTrust’s New Strategi...

【イベント】DH国際シンポジウム「ビッグデータ時代の文学研究と研究基盤」(3/15・東京)

2024年3月15日、九州大学人文科学研究院と一般財団法人人文情報学研究所の主催により、DH国際シンポジウム「ビッグデータ時代の文学研究と研究基盤」が、一橋講堂(東京千代田区)で開催されます。大量のデジタル化資料を提供するHathiTrustに象徴されるように、人文学研究の対象である資料全てに人が目を通すことは不可能になって久しいとあります。このような状況の下、「遠読」(Distant Reading)と呼ばれる大量の資料を分析する手法が提唱され、国際的に広まりつつあり、北米...

E2553 – Googleブックスプロジェクトの歴史とその影響<文献紹介>

Marcum, Deanna; Schonfeld, Roger C. Along Came Google: A History of Library Digitization. Princeton University Press, 2021, 214p., ISBN:978-0-69117-271-2.本書は,米国の非営利団体Ithakaの調査部門Ithaka S+Rのマーカム(Deanna Marcum)氏とションフェルド(Roger C. Schonfeld)氏により執筆されたGoogleブックスプロジェクト(以下「プロジェクト」)に関する単行本である。Googleブックスとは,2004年から始まった,Googleが提供する書籍の全文検索サービスである。書籍内の全文を対象に検索を行うことができ,著作権切れのものや出版社から許可のあったものはプレビューが可能で,場合によっては全ページが表示される。

E2533 – NDL Ngram Viewerの公開:全文テキストデータ可視化サービス

国立国会図書館(NDL)は,次世代の図書館システムの開発に役立てるための調査研究を行っており,最近では特に,デジタル化資料の新たな利活用を想定した実験サービスを構築・提供している。

E2525 – 慶應義塾大学のHathiTrustへの加盟

●はじめにathiTrust(以下「ハーティトラスト」;E1389 ,CA1760 参照)に加盟した。本稿ではその経緯と加盟による利点について報告する。

HathiTrust、著作権レビューを行った書籍が100万件を突破したと発表

2022年6月9日、HathiTrustは、2008年から開始されたプログラム“Copyright Review Program”で著作権レビューを行った書籍が100万件を突破したと発表しました。同プログラムは、HathiTrustのコレクションに含まれる作品について著作権の状況を調査するものであり、発表によると、6月2日に100万件目のレビューに到達しました。HathiTrustの参加図書館の職員200人以上による8万時間以上の作業が行われ、57万594件がこれまでにパブリ...

慶應義塾大学、HathiTrustに加盟

2022年6月9日、慶應義塾大学が、2月にHathiTrustへ正式加盟したことを発表しました。発表の中では、アジアからの加盟は同大学が初めてとあります。加盟により期待されることとして、2014年にHathiTrustに登録した慶應義塾図書館の蔵書約9万冊の利活用の可能性拡大、国内外における日本研究への貢献、加盟機関所属者向けの機能を活用し慶應義塾の研究・教育のためのリソースが得られることが挙げられています。アジアから唯一 慶應義塾大学が米国大学図書館によるデジタルライブラリ...

HathiTrust、デジタルコレクション構築のための原則を発表

2022年3月11日、HathiTrustがデジタルコレクション構築のための原則“HathiTrust Digital Collection Principles”を公開していました。ウェブサイト上の紹介文によると、研究、学術、学習のための保存とアクセスに焦点を当て、図書館が学術的・文化的記録を管理できるようなコレクションを構想するための原則です。HathiTrustの2019-2023年の戦略方針“HathiTrust Strategic Directions 2019-2...

米・カリフォルニア電子図書館(CDL)、HathiTrust Digital Libraryの利用等に関する情報を提供するウェブサイトの公開を発表

2021年12月14日、米・カリフォルニア大学のカリフォルニア電子図書館(CDL)が、HathiTrust Digital Libraryの利用等に関する情報を提供するウェブサイト“HathiTrust Help Center”を公開したと発表しました。発表では、同大学図書館員向けに、HathiTrustの概要や、HathiTrustやプロジェクトに関する最新情報等に関する情報を提供すると述べられています。12月16日時点では、HathiTrustでのデジタル化資料公開や著作...
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