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国立国会図書館(NDL)、海外の図書館等向けデジタル化資料送信サービスで印刷(プリントアウト)を可能に

2024年3月19日、国立国会図書館(NDL)は、海外の図書館等向けデジタル化資料送信サービスで印刷(プリントアウト)を可能にすると発表しました。 送信サービスでは、NDLデジタルコレクションに収録された約180万点の図書、雑誌、古典籍資料(貴重書等)などが利用できます。 送信サービスを利用する図書館等は、事前の申請が必要です。また、送信サービスに既に参加している図書館等が印刷機能を利用する場合は、「閲覧及び印刷」が可能な契約への切替申請が必要です。申請は202...

CA2037 – 図書館向けデジタル化資料送信サービスへの北米からの参加の現状と今後への期待 / マルラ俊江, 原田剛志

PDFファイル カレントアウェアネス No.355 2023年3月20日 CA2037 図書館向けデジタル化資料送信サービスへの北米からの参加の現状と今後への期待 カリフォルニア大学バークレー校C.V.スター東アジア図書館:マルラ俊江(まるらとしえ)アイオワ大学図書館:原田剛志(はらだつよし) 1.はじめに  国立国会図書館(NDL)が2014年1月に開始した図書館向けデジタル化資料送信サービス(以下「図書館送信」;E1540、CA1911参照)の日本...

E2439 – オンラインの閲覧室・ティーチングスペースの構築(英国)

2021年7月,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が,オンラインの閲覧室(Virtual Reading Room:VRR)やティーチングスペース(Virtual Teaching Space:VTS)を構築する取組についての調査レポートの公開を発表した。本稿では,当調査レポートの内容を概説する。

CDL Co-op、図書館間相互貸出への“Controlled Digital Lending”導入に関する声明を発表

米・ボストン図書館コンソーシアム(BLC)のウェブサイト上に掲載された2021年10月6日付け記事で、2021年9月にCDL Co-opが声明“Statement on Using Controlled Digital Lending as a Mechanism for Interlibrary Loan”を発表したことが紹介されています。 CDL Co-opは、リソース共有、図書館間相互貸出(ILL)、“Controlled Digital Lending”(CDL...

米・ボストン図書館コンソーシアム(BLC)、加盟館内での図書館間貸出に“Controlled Digital Lending”を導入へ:導入に関する推奨事項等をまとめたレポートも公開

2021年9月14日、19の大学・研究図書館が加盟する米・ボストン図書館コンソーシアム(BLC)は、2021年8月に理事会で承認された計画に基づき、加盟館内での図書館間貸出に“Controlled Digital Lending”(CDL)を導入する意向を表明しました。CDLとは、図書館が蔵書をデジタル化し、電子的な複製物を「1部1ユーザー」の制限のもと貸し出す方式です。 BLC内では、2020年9月にCDLワーキンググループの設置が承認され、国内外におけるCDLの状況...

Internet Archive(IA)、図書館間相互貸借(ILL)のための“IDS Project”に参加

2021年7月27日、Internet Archive(IA)は、図書館間相互貸借(ILL)のための“IDS Project”への参加を発表しました。“IDS Project”は、全米の公共・学術図書館を含む120館が参加するコミュニティであり、各参加館の有する情報資源への相互アクセスの最適化に取り組んでいます。 IAは、“IDS Project”への参加により、自らが所蔵する200万冊の単行書と3,000冊の定期刊行物へのアクセスをILLを通じ提供するとしています。な...

日韓グローバルILL、2022年3月末をもって終了

日韓グローバルILLが、参加機関宛に国公私立大学図書館協力委員会から通知された2018年3月20日付文書「日韓グローバルILLの今後の運用について(通知)」の通り、2022年3月末をもって終了すると発表されています。 2021年6月3日付の「日韓グローバル ILL 終了について(通知)」によると、以下のようなスケジュールが予定されています。 ・2021年10月  詳細スケジュールの通知/FAQの公開 ・2022年1月  日韓ILL 貸借の新規依頼・受付中止...

Internet Archive(IA)、ILL調整サービスRapidILLとのパイロットプログラムを通じて資料提供サービスを開始

2021年4月27日、Internet Archive(IA)は、ILL調整サービスであるRapidILLとのパイロットプログラムを通じて、図書館間相互貸借(ILL)サービスを開始すると発表しました。 200万点のモノグラフと3,000点の定期刊行物を利用できるようにしています。 現在、同パイロットに参加しIAの資料を対象に追加しているのは70館で、IAは1日20件程度の依頼を受け付けています。 また、図書館が同パイロットへの参加を希望する場合や関連情報の問...

ILLサービスで取り寄せした文献複写物を追加費用を伴わずに利用者へ直接電子提供可能に:コロナ禍による図書館休館を踏まえた2021年3月31日までの特例措置(ドイツ)

2021年1月27日、ドイツ図書館協会(DBV)は、ドイツ国内の図書館が図書館間相互貸借(ILL)サービスで取り寄せした文献複写物を追加費用を伴わずに利用者へ直接電子提供することについて、ドイツの著作権管理団体であるVerwertungsgesellschaft(VG) WORTとVG Bild-Kunstが容認したことを歓迎するお知らせを発表しました。 VG WORTとVG Bild-Kunstは、コロナ禍に伴い図書館への利用者の来館が著しく制限された状況を踏まえて、...

英国図書館(BL)、新型コロナウイルス感染症の影響により休止していた文献提供サービス“British Library On Demand”の大半を再開

2020年7月27日、英国図書館(BL)はTwitterアカウントによる投稿において、在宅勤務中であったスタッフの復帰が進んだことにより、文献提供サービス“British Library On Demand”の大部分を再開したことを発表しました。 サービス再開の発表時点で、ロンドンに所蔵されたコレクションを除くほぼ全てのコンテンツを“British Library On Demand”により利用可能となっていますが、資料の貸出サービスは休止したままとなっています。ただし...
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