現在地

ホーム

資金調達

文化庁、官民共創による寄附促進事業「文化財サポーターズ」第1弾「令和6年能登半島地震 文化財復興緊急支援事業」の支援対象を発表

2024年11月28日、文化庁が、官民共創による寄附促進事業「文化財サポーターズ」第1弾「令和6年能登半島地震 文化財復興緊急支援事業」の支援対象を発表しました。 文化庁では、2024年3月から、官民共創による寄附促進事業「文化財サポーターズ」を開始し、個人・企業による寄附を原資とする文化財の保存・活用への助成事業の第1弾として、「令和6年能登半島地震 文化財復興緊急支援事業」を実施しています。この度、同事業における支援対象として、石川県及び富山県の計3件(4文化財)...

東京子ども図書館、開館50周年を機に大規模な施設改修を計画

2024年10月25日、公益財団法人東京子ども図書館(東京都中野区)が開館50周年を機に、大規模な施設改修を実施する計画を発表しました。 発表によると、同館では、気候変動等による資料室でのカビ発生や、エアコン、エレベーターという大きな設備の老朽化に直面しています。また、松岡享子名誉理事長の仕事と生涯をたどるコーナーの新設も計画しており、2024年1月の同館開館50周年を機に、大規模な施設改修を行うこととしたとあります。 施設改修の費用を集めるため、同館初となるク...

日本博物館協会、博物館のクラウドファンディングを支援する実証事業を実施

2024年11月19日、公益財団法人日本博物館協会が、博物館のクラウドファンディングを支援する実証事業の実施に関するお知らせを自身のウェブサイトに掲載しました。 博物館の社会的役割がますます重要視されている一方で、自治体財政のひっ迫等により博物館経営が厳しさを増し、外部資金獲得の多様化が課題となっているとしています。こうした状況を踏まえ、文化庁の委託業務を通じて、博物館のクラウドファンディングを支援する実証事業が実施されます。同協会がクラウドファンディングの企画から実...

E2741 – 石見銀山から、バーチャルを活用した「とどける博物館」

カレントアウェアネス-E No.489 2024.10.17 E2741 石見銀山から、バーチャルを活用した「とどける博物館」 石見銀山資料館・佐藤愛(さとうまな) 石見銀山資料館は、島根県大田市、世界遺産石見銀山史跡の町並みの玄関口に建つ、鉱山資料の展示や調査研究を行う博物館である。1976年に開館し、まもなく創立50周年を迎える今、能動的に博物館を「届ける」アウトリーチ活動に取り組んでいる。本稿では、当館が取り組む所蔵資料のデジタル化とアウトリーチ活動「と...

八尾市、移動図書館車購入のためのクラウドファンディングを実施中:移動図書館車の名称も募集中

2024年9月4日から11月29日まで、八尾市(大阪府)が、移動図書館車の購入のためのクラウドファンディングを実施しています。 現行の移動図書館車は、運用開始から17年以上が経過しており、バリアフリーを目的とした車イス用リフトなどが老朽化し不具合が生じるなど、運行の継続が難しくなってきているとあります。八尾市では、クラウドファンディングにより得た資金を車両購入費用の一部に充て、これまでと同様に約3,000冊の本を積載することのできる車両を購入する方針であるとしています...

神奈川県立川崎図書館、寄附金で購入した入門的な理工系図書を紹介する展示「本でつなぐエール 司書が選んだ科学技術の本」を開催中

2024年9月13日から2025年2月12日まで、神奈川県立川崎図書館(川崎市)が、展示「本でつなぐエール 司書が選んだ科学技術の本」を開催しています。 同館は令和5年度に、教育環境整備の推進のための県の基金である「神奈川県まなびや基金」を活用して、入門的な理工系図書の購入のための寄附募集を実施しました。 展示では、寄附金で整備することができた理工系の入門書約230冊及び寄附者から寄せられた応援メッセージ等を公開するとあります。 【まなびや基金】展示「本で...

Taylor & Francis社、気候変動等の世界的課題に関する書籍のオープンアクセス出版のためのパイロットプログラム“Pledge to Open”の第1弾として、26タイトルを公開

2024年8月20日、Taylor & Francis社が、気候変動等の世界的課題に関する書籍のオープンアクセス(OA)出版を目的としたパイロットプログラム“Pledge to Open”の第1弾として、26タイトルを公開したと発表しました。 発表によると、プログラム1年目となる2023年には北米や欧州、オーストラリアの大学等24機関が支援を行い、26タイトルの書籍が世界中から利用可能となりました。 New Books on Key Global Iss...

防災専門図書館、防災を身近に感じられるグッズ作成のためのクラウドファンディングを実施中

2024年8月31日まで、防災専門図書館(東京都千代田区)が、防災を身近に感じられるグッズ作成のためのクラウドファンディングを実施しています。 同館では、防災を身近に感じてもらうために、同館所蔵の江戸時代のかわら版を印刷したクリアファイルの作成を目指しています。作成したグッズは10月30日から開催する企画展「南海トラフが動くとき~安政東海・南海地震から170年」やイベントでの配布を予定しているとあります。 クラウドファンディングにご協力ください!(防災専門図書館...

英・オックスフォード大学出版局、単行書のオープンアクセスに関する新たな取組を発表

2024年8月7日、英国のオックスフォード大学出版局(OUP)が、単行書のオープンアクセス(OA)に関する新たな取組“Commit to Open”を発表しました。 図書館や機関から資金を確保して30タイトルの単行書をOAで出版し、そのデジタル版が世界中で永久かつ無料で利用できるようにすることを目指すとしています。 対象となる単行書は「若手研究者」、「人文科学」、「法学及び社会科学」の三つの区分で各10タイトルあり、2025年3月までに目標資金を確保できた場合は...

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、米国内の図書館及びアーカイブの活動支援のために総額約2,250万ドルの助成を実施

2024年7月25日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、米国内の図書館とアーカイブを支援するための85件の取組に対する総額 2,253万3,904ドルの助成の実施を発表しました。 IMLSの助成は、2024年度中に「図書館に対する全国リーダーシップ補助金プログラム(National Leadership Grants for Libraries Program)」と「ローラ・ブッシュの21世紀図書館員プログラム(Laura Bush 21st Centur...
'}}})();