2024年11月⑥

ここでやっと現校長が口を開きました。

「校長が安全な安心できる環境作りをできる機会というのはもちろんいつでもありますが、大きく対応を変えることが出来るのが、年度末・年度始めの学級編成と担任の配置になります。今年の4年生の学級担任配置と校舎内の位置ですとか、様々な子どもたちの構成については、とてもよく考えられていて、安心出来る配置になっているかと思います。それが一つは過去に対してできることではないですが、でも責任を痛感して、それがもう起こらないように出来ることを最大限工夫してあるとは考えました。そのことは、もしかしたらコンパスさんがおっしゃる責任を取るのに当たらないのかもしれないけれど、そこはやっているかなと思うのですが」とのことでした。

 

毎年クラス配置は考えてやっていることではないの??

トラブルがありがちな子たちは離すとか。

責任を痛感してやりました!!ってなる??

しかも今後の話じゃない??

 

「そういう配慮はすべきというのは当たり前のことですよね。私が言っているのは対応が悪かった。何度言っても対応が悪い。どうすることもできなかった。それに対してその対応は結びつかないですよね」と答えますが…

 

「そこは十分な引き継ぎを受けて、対応がまずかったということについて、最初の連絡帳を管理職が見る体制になっていなかったというところを受けましたので、連絡帳を即管理職に見せるというところの対応に変えたというところで、責任を果たすの一つでもあるかなと思う」と言われます。

 

さっき、今後良くなるのは当たり前で、そうではなくてされたことに対して要求していますって言ったよね。

呆れながら「そこは未来が良くなればいいんじゃないですか」と答えました。

 

「コンパスさんとの間の連絡が遅いということについて、責任を痛感しているので引き継ぎもあり、なるべく早く…」と続いたので聞いていられず、遮る形で「だからごめんなさい、遮って申し訳ないんですけれども、全部今後の話じゃないですか。今後良くなるのは当たり前って先ほども私言いましたよね。今後良くなるのは当たり前です。今後良くならなかったら何のためにいろいろやっているんですか」と伝えます。

 

それでもなお、「今後でもあるけれども、責任を痛感して、責任を取れるタイミングで取ろうとしたっていうことは、それが…それも今後になってそうなんですかね」と続けてきます。

 

今後でしかないわ。責任取れるタイミング??タイミングおかしくない?遅すぎない??

というか、連絡帳を即管理職と共有することって責任を果たすことになるの??

この主張を理解出来ない私がおかしい??

 

「そうですし、話を蒸し返して申し訳ないんですけれども、昨年の6月8日面談した際にも、「これからはもっともっと保護者と相談をして、すぐにそういう相談をできるようにしていきたい」っていう言葉もありましたけれど、それが叶うことはなかったですよ。「たくさん相談して一緒に悩みながら頑張っていきたいと思いました」とおっしゃられていますね。もっと言うと「保護者の協力が得られるということが確認できてとても心強くなりました。どうぞよろしくお願いします」というように言われていますよ。それでもなお連絡ないじゃないですか」と担任が今後は相談していきたいといってもなお保護者への情報共有がされなかった点について言及しました。責任が取れるタイミングで取るのであれば、ここでしっかりと対応をして取っていただけば良かったのです。担任に限らず校長も他にも取れるタイミングはいくらでもありました。

 

すると、話は学習面へと変わっていきます。

「学習の部分で、特に国語ですね、そこのところの補強をというところについては、機会が少ないながらも学校が取る責任としてお認めいただけないでしょうか」とのことでした。

 

もちろんそれは認めることは出来ます。

ですが、週に1度30分、記載はしていないのですが当初は1ヶ月程度やってみようと思いますという話でした。

それで今までの学習が補強された、責任を果たしたとは思って欲しくありませんし、学校から提案されたものではなく、こちらが要望を出して初めて叶ったことです。

何も言っていなければ叶わなかったことでしょう。それを認めてください、いいですよ、と言うのはなんだか悔しいですね。

 

そういう意味を込めて、「それは私が言い出したことですね、学校からご提案いただいたことではないですよね。学習権の侵害をされているんですよ」と言ってみました。

 

すると「学校からの提案欲しいということでしょうか」と返ってきました。

そりゃそうですよ。こちらから提案しないと何も動いてくれないのは、結局何も考えてくれていないと感じてしまいます。

 

「私から言ったら必ずわかりましたと言っていただかなくては嫌なので、そちらからご提案いただいた方がいいと思います」と言ってみました。

 

続けて、「私が納得できない理由としては、これも教頭とか教育委員会の方とかには何回か言っているかもしれませんが、公務員故なのかもしれませんが、なんで公務員って処罰を受けないんですか。学校なので取引先という関係ではありませんが、一般企業では取引先に損害を与えたら損害を与えた側は必ず何か処罰付けますよね。なんでそれ公務員はないんでしょうか?」

「多大なる損害を受けている。学習も妨げられた。心身にも影響が出た。これが重大な財産でなくて何なのでしょうか」

「財産に重大な妨げを受けたのに、何のお咎めもなく、ただ「申し訳ありませんでした」の一言で私は許さないといけないんでしょうか」

「毎週ではありませんが通院していて、通院の日は往復2時間以上って言いましたよね。あとカウンセリングを受けて、診察を受けて、そうすると3-4時間かかります。仮に3時間だとしても今まで十数回通院して、おそらく48時間ぐらいは拘束をされているわけです。それにかかる診察代もあるし、カウンセリング代だってあるし、交通費だってあるんです。 訴えればそういうものも全て損害賠償請求ができるということになりますね」

「こういう面談とかで、有給を取ったりそういう時間だってあるんです。先生たちにももちろんお時間はいただいていると思いますが、先生方は被害者ではないので」

「子供にとっての1年間は大人にとっての1年間とは違いますよね。その1年間で、たくさん吸収しなければいけないものを吸収できなかった。これも損害ですよね」と伝えました。

 

「引き継いだ校長として、今後のことの方向性が二つあると思っていて、一つは卒業までの本当に今後どうしていくかということ、もう一つは、3年生のときのことをどうしていくかということ」

「前にも保護者様とお話したと思うのですが、報告書を書く中での情報共有、それから引き継ぎをたくさん受けていろいろ感じたり考えたりしていますが、その過去についてはわかりきれない部分も多々ありますので、新校長としてというか、引き継いだ校長として、できることを考えていったときに、私としては、保護者様のおっしゃる今後のところしかなかなかできない。できないというか、そこをするしかないというか。なので、少なくともこれから、今、ということを大事にしていきたいと思います」

「過去の反省はたくさん引き継ぎながらやります。その過去についての補償というか、損害についてどのように補っていけるのかということについては、もう少し考えるお時間をいただきたいと思います」と返答をいただきましたので、期限を決めてください、いつも悠長なことを言って期限を決めない結果がこれなので、期限を定めてください、と伝え、11月29日の金曜日が期限となりました。

 

次に続きます。

Â