いよいよレジンを流し込む。 漏れがないように川岸のシールと水平を何度も確認した。
使用したレジンは、
フローレスレジン注型用 お試しサイズ。硬化に48時間かかるが、透明度が高く紫外線による黄変も少ないと評判のレジンである。 A液とB液の混合にあたっては、A液を湯煎して35度以上にあげておくと流動性が上がり混合がしやすくなる。 ここで使用した量はおよそ200mlであり、液の屈折率の違いで見えてくる縞模様がなくなるまでゆっくりかき混ぜて5分程度かかった。
着色は、KATO波音カラーオリーブグリーン レジン29mlに対して一滴が適量となっているが、レジンの厚さが3mm程度だともう少し加えたほうが良いと思う。 着色による視覚効果はほとんど現れていなかったのだ。
川の両端はマスキングテープと木工ボンドでシールをした。
レジンの厚さ=川の深さは3mm 使ったレジン量はA液B液(混合比 3:1)合わせて200ml だ。
ウッドランドシーニックスからiPhoneおよびAndroid用appが出ているので使用量を計算できる。
appへのリンクはこちら48時間でほぼ硬化するが、室温が低く厚さも薄いため72時間カバーを掛けたままにした。
硬化すると透明度が高く、表面が平滑で反射による水鏡効果がすごい。
前述のとおり、着色したものの浅い(薄い)ため狙った水の濁りを表現するには濃さが足りず、透明感が強いものになった。画像で見える青緑色は川底に塗った色がほぼ透明のレジンを通して見えているのである。
次工程で川面のゆらぎと波や渦を表現することで改善したい。
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