• 第三利根川橋梁 レジン注入
    いよいよレジンを流し込む。 漏れがないように川岸のシールと水平を何度も確認した。使用したレジンは、フローレスレジン注型用 お試しサイズ。硬化に48時間かかるが、透明度が高く紫外線による黄変も少ないと評判のレジンである。 A液とB液の混合にあたっては、A液を湯煎して35度以上にあげておくと流動性が上がり混合がしやすくなる。 ここで使用した量はおよそ200mlであり、液の屈折率の違いで見えてくる縞模様がなくなるま...
  • 第三利根川橋梁
    上越線のシーンで一番印象的なところが、第三利根川橋梁だ。 河岸段丘から飛び出した列車が高さがあり長スパンの鉄橋を渡る、津久田と岩本のあいだにある大きな橋である。 下り線はプラットトラス、上り線はデッキガーダーという変化のある構成も模型的には楽しい。 かねてよりこの部分を作ることを念頭に置いて橋を作ってきたのだが、この部分に絡んでくる線路配置の関係で、一つ下り側にある第四利根川橋梁周辺を先に作ること...
  • 第四利根川橋梁と綾戸峡を作る
    第四利根川橋梁をモチーフにして作ったプラットトラスとワーレントラスをかける利根川中流部を作る。 実際に超えらの橋がかかっているのは綾戸峡といい赤城山の崩落が利根川をせき止めて高う捺せたことからできた淵である。 川岸はほぼ崖になっていて東京側のやまをトンネルで抜けるといきなり深い谷を渡るという「見せ場」でもある。製作順番としては、一段下流にある第三利根川橋梁を先に作るつもりだったのだが、線路の立体交...
  • レーザー加工機でMDFを切る
    利根川第四橋梁下りのプラットトラス(上路式トラス)橋はケント紙を材料に組立ててゆくことで形状が成立した。しかし、上り線のスルートラス(下路式トラス)橋は太いH鋼のような鉄骨が使われていて、また実測ができないのでweb上の画像や動画をもとに推測してゆくしか無いのだが、およそ2.5-3.0mm厚で表現できそうだとわかった。 問題はその材料。模型化するには薄い板を重ねるか厚手の板を使うことになる。0.5mm厚ケント紙を重ねた...
  • レーザー加工によるトラス橋制作 加工編
    2Dのデータが出来たらそれをレーザー加工機で読み取りできるようにすることが必要となる。 このあたりの情報を探すのにちょっと時間がかかったのと、どれが自分のできることなのかまたは無理なことなのかがわからないので判断に難儀したところもある。 出力可能なファイル形式と読み取り可能なレーザー加工機を探すわけだが、割と近所に出力をしてくれるところを見つけた。そこでは横手方向335mmの加工も余裕でできるので、先...