オランダフラワーの育苗その後1

9月22日に播種したオランダフラワーが発芽してそのうちの一つに本葉が付いた。 これは嬉しい。





実は、先に発芽させて育苗ポットに移植したものは双葉以上には育たなかったのである。推測できる原因は、強い日差しのものとでポットの温度が上がりすぎて、生育障害が発生してしまったことと、中央アジア原産という情報をもとにあまり水分を与えないほうが根腐れを発生させないであろうという仮定で水やりを控えすぎていたことではないだろうか。


そういうときは、反対のことを試みるのだ。


ポットの培養土をたっぷり湿らせてから播種。その後も土を乾燥させないようにポットの底から水を吸わせて発芽を待つ。発芽までは陽に当てないで、室内においておく。


およそ一週間で毛のような細い発芽が確認された。


発芽後は、窓越しに明るいところに置き、夜間はLED育苗ライトを当てる。


嬉しいことに、双葉を確認してから一週間後、双葉の間に小さいながらも本葉が見えた。 一歩前進である。こうなると毎日の変化が楽しみで仕方ない。 次第に本葉が増え、着実に成長をしているようだ。


このポットの播種をしたあと、海外の情報をもとに、種を一度冷蔵庫に入れて越冬状態を作り出し、休眠打破をした種を蒔いてみた。 著しい差はないものの、これらも発芽してきた。


この先、長き道程であろうことは承知であるが、目鼻がついてきているので、少しずつポットを増やしてゆこう。

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